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12月に入り、クリスマスの雰囲気になってきましたね。
今年も「世界のクリスマス」と題し、この時季のお国事情を
その国の先生にインタビューしてみます☆
今回はサンタクロースの故郷、フィンランドのクリスマスです。
フィンランド人の先生がクリスマスの思い出を話してくれました!
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フィンランドはご存知、森と湖の国!
そしてクリスマスツリーはもちろん生のモミの木(またはトウヒの木)!
フィンランドでは毎年約100万本が消費されるとか!
フィンランド語でクリスマスはJoulu(ヨウル)といいますが
クリスマスツリーは(joulukuusi ヨウルクッシ)といいます。
日本のように11月の末から飾ることはなく、直前の23日に
切ってくるか、市場で売っているモミの木を買ってくるそうです。
そして24日になるとクリスマスの飾りを出してみんなで飾りつけ
をするそうです。
そしててっぺんの星はお父さんかお母さんが飾りつけをします。
家の中がモミの木の匂いでいっぱいになって、モミの木の香り=クリスマス
という感じで、日本に来てもしばらくは本物のモミの木を買って飾っていた
そうです。
でも日本ではさすがに高いですよね・・・。
フィンランドのクリスマス料理は七面鳥ではなく、大きな豚肉のハムの
かたまり(joulu kinkku ヨウル キンク)を食べます。
またじゃがいもとクリームで焼いたキャセロールやにんじんをつぶした
グラタン、ジンジャークッキー、プルーンのジャムの入った星の形をした
パイなどが代表的な料理だそうです。
ちなみにサンタクロースはJoulupukki(ヨウルプッキ)といいます。
フィンランドではサンタさんはロシアとの国境にある
korvatunturi(コルヴァトゥントゥリ 耳の山)という耳の形をした山に
住んでいると言われています。
それは、ちゃんと耳をすまして、いい子にしているか聞いている、という
ことなんだそうです。
12月に入ったら小人が家のあちこちにいて、大人の言うことをちゃんと
聞いているか聞いていて、サンタさんに言いにいくといわれて、
小さい子どもたちはそれを信じていい子にしているそうな!?
う~ん、さすがフィンランドはメルヘンの国です・・・。
サンタさんって煙突から入ってくる!?というイメージですが、
フィンランドではみんなが夕食をすませた6時~9時の間に
ピンポン♪と呼び鈴を押して入ってくるそうです。
バレないようにサンタの格好をしたお父さんの場合も
あり、近所のおっちゃんの場合もあり・・・。
時にはそれはサンタ斡旋会社から派遣されたバイトの(!)
サンタさんもいるとか!
実はこの時間、子どもは外に出ないように親が気をつけている
そうです。一人しかいないハズのサンタさんが外でいっぱいウロウロ
していて、子どもの夢がこわれるからだとか。。。
親は会社に頼む場合はあらかじめ、この会社にプレゼントを
あずけておきます。
でもなんだか町ぐるみでほほえましいですね♪
25日のクリスマスの日は普段教会に行かない人も朝早く7時くらいから
教会のミサなどに出かけます。
昔は雪の中、馬のソリで来る人も多く、鈴の音がなって、いかにも
クリスマスという雰囲気になるそうです。
教会はたくさんの人でいっぱいになって、イエス・キリストが
生まれたことを深く思う日となります・・・☆★
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