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■仕事=拷問 バカンス待ちのフランス人?!■
もうすぐゴールデン・ウィーク!
休暇を楽しみにしているのは皆同じのはずですが・・・。
それにしてもフランス人は常に次の休暇・バカンスを心待ちに
暮らしています。
そのために働いている、それまで辛抱しているといった風情。
そんなわけですから、フランス語の「 travail 仕事 」という
言葉の語源には納得。
中世の古フランス語の「 travail 」は「 苦しみ(女性の生みの苦しみも)・苦難 」
を意味しました。
現在でも「 travail 陣痛 」の意味もあり、「 salle de travail 分娩室 」などと
使われています。
そしてさらに遡ると「 travail 」の語源は、ラテン語の「 trepalium 拷問の道具 」です!
tres 3本の palus 杭 でできた拷問台。
やっぱり仕事は拷問みたいに辛いこと ?!
ちなみに「 travail 苦難 」は、英語の「 travel 旅行」になりました。
今は旅行は楽しいことですけれど、昔はやむなき事情により辛い旅をしたのでしょう。
日本語では、求職・転職情報誌のタイトル「とらばーゆ」と用いられ
(注:フランス語の発音をあえて仮名にするなら トラヴァイュ)
その意味は一人歩きして「女性の転職」の代名詞のようになっていますね。
「 trepalium 」からしばし解放されたら、、
Bonnes vacances ! 良い休暇を ♪
シャンパーニュ地方のブドウ畑^^
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