講師へ直撃インタビュー!~フィンランド編~
講師へ直撃インタビュー!の4人目はフィンランド人の小西マリアレーナ先生
です。
今やすっかり日本人のような先生ですが、日本に来た頃の失敗談も話して
くださいました~。
【マリアレーナ先生のフィンランドセミナー↓】
フィンランド・カフェ①
フィンランド・カフェ②
フィンランドの教育に迫りました!
クリスマス・カフェ
【お国・故郷について】
フィンランドの北部のオウルという港町が故郷です。
とても寒いところで、冬は海が凍りますし、夏も寒い日があります。
サーモンやニシン、イワシなどの燻製など魚類をよく食べます。
オウルは大学の町で、オウル大学には日本語学科があり、日本人の先生が
来て教えていますよ。
【日本に来たきっかけ】
フィンランドで今の主人に会いました。
結婚した時、地元の新聞の出産や結婚などが載る欄に掲載されましたが、
周りの反応で「日本人と結婚なんていいわねぇ」と言われました。
日本人はその当時から真面目だという、とてもいいイメージがあったんです。
【フィンランドの日本ブームについて】
昔、フィンランドで初めて日本の歌として紹介されたのは「黒猫のタンゴ」です。
歌詞は日本語からフィンランド語へ直訳されていました。
今は日本の漫画や映画はとても人気があります。
若い人の間で日本語を勉強する人も多いですしね。
また、大きなスーパーに行くとお寿司の材料が売っているので、フィンランドに
帰ったときは「巻き寿司作って!」と家族からリクエストされます。
お酢や海苔、みりんもありますし、寿司専用の「スシ米(←フィンランド語で)」
もありますから断れません(笑)。
お好み焼はまだあまり知られていませんが、家族に好評でしたので、フィンランドで
お好み焼屋を開店したら流行るかもしれませんよ!
【日本でのカルチャーショック】
私は奈良に住んでいるのですが、はじめ、何て狭い道路なんだろうと思いました。
このすれ違えるかどうかというような狭い道を運転している日本人は、器用だなぁ
と思いました。今は私も慣れたもんですけどね。
あと、トイレにスリッパがあるのがどうも慣れなくて、スリッパを脱ぐのを
忘れて出ることもありました。
あと、失敗談なんですが・・・。
お世話になった義姉にお礼をしようと思って花を買おうと思ったのですが、
まだ日本語もできなかったので、花屋さんであまりかわいくないけど
まとめてある花があったので買って、果物と一緒に義姉の家に持って行きました。
それが実は仏花(!)だったんです(笑)!
義姉はお墓に供えてください、という意味かと思ったようです・・・。
【語学を勉強する皆さんへ】
テキストだけの勉強に留まらず、ネットなどを使ったり、旅行に行って
実際に使ってみると、モチベーションも上がります。
通じると意見交換などできて面白いです。