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講師へ直撃インタビュー! ~ウクライナ編~

「講師へ直撃インタビュー」第2回目の登場は・・・
ウクライナのオデッサ出身のミグダリスキー・ウラディーミル先生。
なんと少林寺拳法5段、金剛禅宗の少導師の資格を持っておられるユニークな経歴
の先生です!


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【お国・故郷について】
私の出身のウクライナのオデッサという町は黒海に面した港町です。
気候が豊かな地域です。
ソ連時代に作られた「戦艦ポチョムキン」というサイレント映画をご存知でしょうか?
それは「映画の教科書」といわれるほどのすばらしい映像技術の傑作映画なの
ですが、その中で乳母車が階段から転げ落ちるとても有名なシーンがあります。
そこがオデッサで、そこは「ポチョムキンの階段」という名前がついています。
(ポチョムキンの階段のシーンは「映画史上もっとも有名な6分間」として知られて
いるそうです。)
食べ物はボルシチが有名ですね。


【日本に来たきっかけ】
父の影響で子供の頃から武道と日本語を趣味でやっていました。
初めて日本人に会ったのは私が11歳のときです。といっても日本からの
代表団がソ連にやってきて、旗を振って出迎えたんですけど・・・。
その頃にはもう、ひらがなは書けましたね。
当時はソ連時代で外国に行くなんてありえない時代でしたが、日本のアニメは
知っていました。「長靴をはいた猫」とか「龍の子太郎」とか。
あと、日本の「白鳥の湖」のアニメは当時、ソ連でとても有名でしたよ。
私はもともと日本が好きで、もっと研究したくて来たんです。


【日本のイメージ】
ソ連時代、日本といえば黒澤明の映画のイメージでした。女性は着物を着て
男性は刀をさして歩いている、というような。
今はやはり家電、クルマ、寿司、アニメ、というイメージが強いですね。
私は1990年に日本に来たのですが、それまでかなり日本について調べていて
よく知っていたのですが、やはり全く違う陽の光だと感じました。
そして、仕事中心のサラリーマンが印象的でした。


【語学を勉強する皆さんへ】
「違い」を見つけることは簡単です。でもちょっと努力をすると「共通点」を
見つけ出すことができます。その「共通点」を見つけるようにしてください。
それは人と人、国と国との間にも言えることです。
人の言うことに耳を傾け、話をしてみることは、とても大切です。
また間違えることを恐れてはいけません。むしろ間違ってください。
そこを教えるのが先生の役目ですから。

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