大韓航空 志願者必見!日本人CAに求められる3つの役割と魅力とは?

大韓航空は、韓国を代表する航空会社として、世界各地にネットワークを広げています。2024年夏季(3/24〜10/26)の日本への就航は、羽田・成田をはじめ、17路線、1日25便以上を運行しています。このような背景から、日本人客室乗務員(以下、CA)が採用されており、日本人CAは重要な役割を担っています。本稿では、大韓航空においての日本人CAに求められている役割とCAとしてのやりがいをご紹介します。まだまだベールに包まれている大韓航空ですが、

本記事が大韓航空についての企業研究のきっかけになると幸いです。

日本人CAは日本人乗客のサポーター? 〜日本人CAの3つの役割〜

大韓航空における日本人CAの主な役割は、日韓間のフライトでの日本人乗客へのサービスの提供です。言葉や文化の壁を越え、乗客が快適に過ごせるよう、様々な面から日本人のお客様をサポートしています。

1 言語サポート: 日本人CAは、韓国語や英語がわからない日本人乗客に対して日本語でサービスを提供します。これにより、乗客は自分のニーズを正確に伝えることができ、環境の異なる外資系航空会社の機内でも安心してお過ごしいただける空間を提供できるよう努めています。

2 文化的理解: 日本人特有の文化や習慣を理解し、それに基づいたサービスを提供します。例えば、自己主張が温和な日本的風潮や日本人好みの食事嗜好を改めて理解しておくことで、韓国の文化がある機内でも居心地よく、安心してお過ごしいただけるサービスの提供につながります。 

3 緊急時の対応: 緊急時は、日本人CAが大きな役割を果たします。平常時とは異なり、誰もがパニックに陥る可能性のある状況で、日本語で迅速に指示を出し、乗客の安全を確保します。日本語での情報提供があることで、日本人乗客は混乱を避け、安心して指示に従うことができます。

他エアラインでは味わえない!? 大韓航空だから得られる6つのベネフィット 〜日本人CAのやりがい〜

日本人CAとして働くことには、非常に多くのやりがいがあります。それは単にフライト中のサービスを超えた、深い人間関係の構築や自己成長につながります。

1 多文化理解の深化: 大韓航空には、日本以外にも世界中に就航路線があるため、多国籍なCAが所属しています。日本人CAも韓国人同僚や他国のCAと協力しながら、世界中の路線に乗務し、業務を行います。これにより、多文化の理解が深まり、異なるバックグラウンドを持つ人々との関係構築を行うためグローバルスタンダードなコミュニケーション能力が身につき、日常のコミュニケーション能力も向上します。

2 プロフェッショナリズムの向上: 航空業界へ就職は非常に競争が激しく、高度なサービススキルが求められます。お客様の安全を守りながらもきめ細やかなサービスを提供するためにはどうすべきか、日々の業務を通じて、CAはプロフェッショナリズムを磨き続け、サービスの質を向上させています。自己研鑽を行う環境があるため、自分のサービススキルを日々高めることができます。

3 感謝の言葉: 乗客から直接感謝の言葉をもらえることは、大きなやりがいの一つです。特に、言葉の壁を乗り越えて乗客が快適に過ごせたときの達成感は、他には代えがたいものがあり、日本人CAとしてもやりがいを強く感じる瞬間です。

4 言語力の向上: 大韓航空の日本人CAは機内で主に3カ国語を使い、同僚やお客様とコミュニケーションを取ります。大韓航空を受験する方々は韓国語が流暢な方が非常に多いですが、初心者の方であっても心配はいりません。機内で使う接客韓国語や英語はトレーニングでしっかりと学びます。一人立ちした後は実際のフライトにて生きた韓国語や英語を吸収しながら乗務するので、入社時には挨拶程度しかできなかった日本人CAも中級レベルの韓国語を使いこなせるようになります。自身が身に付けた言語力を活かし、世界各国への便で様々な国のお客様と会話を楽しむことができる点は魅力のひとつです。

5 キャリアの幅広い選択肢: 航空業界での経験を活かし、CAからマネージメント職や航空業界を退職した後も、これまでの経験を活かし、他のサービス業へのキャリアパスを築くことができます。国際的な職場で培ったコミュニケーションスキルをはじめ、他者理解や尊重、柔軟性、心配りは、様々な分野で役立つ自分の強みになります。

6 美容への知識と関心が深まる: 美容大国と言われる韓国を代表する航空会社である大韓航空で働く中で、CA同士で頻繁に美容やアイテムの情報共有を行います。芸能人並みの美貌を持つ韓国人CAに囲まれ、日本人CAもお肌だけでなく、歯や身体のケアに力を入れる人が多くいます。そんな一人ひとりの努力があの洗練された大韓航空のCAのイメージを作り出しているのかもしれませんね。詳しい美容内容はまた別の記事にて紹介させて頂けたらと思います。

今後の展望と課題

日本人CAはその重要な役割を果たしながらも、いくつかの課題にも直面しています。例えば、異文化間のコミュニケーションの難しさや、長時間勤務による体力的な負担などが挙げられます。しかし、これらの課題は職務経験を通じて克服することができ、さらなる成長の機会となります。

今後、大韓航空がさらなる国際化を進める中で、日本人CAの役割はますます重要になると考えられます。特に、日韓関係の深化に伴い、両国間の理解を促進する架け橋としての役割が期待されています。日本人CAが持つきめ細やかな高いサービス品質と異文化理解の力は、航空業界の発展に大いに寄与することでしょう。

結論

大韓航空の日本人CAは、単に空の上でサービスを提供するだけでなく、日韓の架け橋として重要な役割を果たしています。その仕事には責任に加え、多くのやりがいがあり、個人としての成長やキャリアの可能性を広げる機会が豊富にあります。これからも、日本人CAが果たす役割はさらに重要となり、多くの乗客に素晴らしい空の旅を提供し続けることでしょう。その一人として日韓をはじめ、世界の空の架け橋となれる素敵な日本人CAが多く誕生することを心から祈り応援しています!

最後に

アイザックでは大韓航空、JAL、ANAをはじめ、客室乗務員、空港グランドスタッフにこれまで2,700名の合格実績があります。少しでもCA、地上職に興味をお持ちでしたら、まずは無料の個別相談会、レッスン見学に参加してみてはいかがでしょうか?