ANA出身の児玉美由紀講師が教える、CAの魅力&内定のポイント

 キャビンアテンダントになりたい、エアライン業界で働きたい! でもどうやって準備したらいいのか分からない…そんなあなた、アイザックのエアラインスクールに通ってみませんか?アイザックには3000名以上を合格させてきた実績があります。プロの講師陣によるレッスンが受けられ、業界情報や面接対策だけでなく、徹底的な個別指導により合格により近づけるようサポートします。

今回ご紹介するのはANAで国際客室乗務員を務め、ワシントンDC線では国際会議における大臣フライト乗務も担当された、児玉美由紀先生です。JTBグループ接遇マナー研修講師、大学ではキャリアデザイン講座などの講師を務めていらっしゃいます。アイザックや企業での講師歴は22年以上というベテランの児玉先生に、CAのお仕事の魅力や、内定のポイントをお聞きしました。

約1000名の生徒数、合格実績90%以上!

Q 今まで受け持った生徒数と合格実績についてお聞かせください。

 これまで約1000名の生徒様の指導実績がございます。ANA、JALをはじめ国内航空会社の客室乗務員、外資系客室乗務員、グランドスタッフの合格実績は90%以上です。

少人数クラス制で、細やかな指導を行うレッスン        

Q アイザックでのレッスンの特徴があれば教えてください。

  アイザックでは、「夢の実現に向けて親身にサポート」をモットーに、全員合格を目指して、8人までの少人数クラス制できめ細やかな指導をしております。

磨かれた個性を活かし航空業界で活躍できるよう、良さを引き出し、お一人お一人の生徒様と対話を重ねながら自己再発見のお手伝いをしています。

採用試験で必要な語学力、身長について

Q 最近のCAの採用試験で必要な語学力と身長について教えてください。

  ANAやJALの客室乗務員の募集要項には、TOEIC600点程度以上という記載が書かれており、国内の航空会社でも国際線を運航している会社は、基本的にはTOEIC600点程度以上、英検2級以上と明記されている航空会社が多いです。

また、外資の航空会社で、アジア系の航空会社は、国内の航空会社とほぼ同じ英語力のTOEIC600点程度以上と記載されている航空会社が多いですが、内定後の訓練を英語で行うため、高い英語力を身につけておく必要があります。

更に、欧米系のエアラインは、TOEIC700点以上~800点程度以上の英語力が必要とされる航空会社が多数あります。欧米の航空会社に内定するには、流暢に英会話ができる事が重要になります。

 また、客室乗務員は保安要員として、離陸前に、荷物収容棚の扉が閉まっているかどうかを手で押してチェックをするため、大型機を保有する航空会社では、CAの身長が高い傾向にあります。客室乗務員になるには身長が160cm以上ないと難しいと思っている人がいらっしゃるかと思いますが、小型機を保有する航空会社の場合、150cm代前半で内定している人もいますので諦めずに、夢を叶えるためにチャレンジしていただきたいです。

 

お客様の心に残るようなサービスを目標に

           

Q ANAで勤務していた時の印象深いエピソードなどお聞かせください。

 成田発ロンドン行の便で、お一人旅のご高齢のお客様がいらっしゃいました。元気がないご様子を察知し、お声がけをしたところ「現地でイギリス人家庭にホームステイをするプログラムに申し込んでいるのですが、英語があまり話せないのでホストファミリーとの英会話が不安です」とおっしゃっていて、大変緊張されていました。

ロンドンでのホームステイを楽しんでいただきたいという想いから、ホームステイ先で良く使われる英会話に日本語訳を付けたフレーズをノートに書き、到着前にプレゼントいたしました。お客様にお渡しすると、「このノートがあれば安心です。ありがとう」と、とても喜んでいただき笑顔になってくださり、心から嬉しく思いました。

フライトを単に移動手段にするのではなく、客室乗務員と言葉を交わすことで旅の思い出の一部になるような、お客様の心に残るサービスを目標にしておりました。

使命感を持って仕事ができるなど、やりがいのあるCAの魅力

            

Q 児玉先生はCAの仕事のどういう部分に魅力を感じていましたか?

緊張感のある中で、パイロットや整備士、グランドスタッフと協力しながら、安全に目的地へお客様をお運びするという使命感を持ち仕事ができる点がやりがいだと思います。

また、接遇の最前線であるフロントラインに立ち五感を働かせながら、ダイレクトにお客様と接することで絆づくりができる点や、世界中を訪れ、その土地の文化や人に触れて新しい刺激を受けられる点も魅力だと感じます。

ANAの企業研究、自己分析が大きなポイント!

          

Q ANA内定のポイントはありますか?

ANAの採用の特徴は、JALと比較しても個人面接が多く、2回の個人面接があります。

面接では、エントリーシートをもとに受験者自身が、これまで力を注いできたこと、強み・弱みなどについて深く掘り下げて聞かれる傾向にあります。

ANA客室乗務員採用の面接で最も聞かれる質問は、「ANA入社の熱意」です。そのためにも、ANAの企業研究をしっかりとしておくことが必須です。

企業理念である「ANA’s Way」の考え方を理解したり、HPや雑誌エアステージを隅々までチェックすること、ANAが出版している書籍を熟読することもお勧めです。また、自己分析を深めて「ANACAとして自分の強みをどのように発揮できるか?」を自分の言葉で伝えることができれば、内定へ近づくことができると思います。

夢の実現のため、全力でサポートします! 

Q 最後に、これからエアライン業界を目指される方へメッセージをお願いします。

 「キャビンアテンダント、グランドスタッフになりたい!」と思ったその決意を、合格の扉まで導きます。夢も挑戦も目標も全てあなたの手の中にあり、一歩を踏み出すことが人生を大きく変えるきっかけになります。

レッスン開始から内定まで山も谷もありますが、どんな時も一緒に歩み、あなたの夢が実現するよう全力でサポートさせていただきます。

講師氏名:児玉美由紀

出身航空会社:ANA

経歴:全日本空輸 国際線客室乗務員
JTBグループ 接遇マナー研修講師
大学にてキャリアデザイン講座 
ロジカルライティング講座 講師
厚生労働省指定キャリアコンサルタント能力評価試験合格
CDA(キャリアデベロップメントアドバイザー)