アシアナ航空とANA WINGSに新卒でダブル内定したMさん。どちらもエアライン業界の中では難関と言われる2社に内定した秘訣とは。ずっとアシアナ航空に憧れていたというMさんが内定までの過程を詳しくお話しくださいました。
子どもの頃から漠然とCAになることを考えていた
―エアラインを目指されるようになった時期と理由は。
この時期にという明確なきっかけがあったわけではないんですが、強いてあげるとすれば、子供の頃から父の仕事の関係で海外へちょこちょこ行っていて、その時に飛行機に毎回乗るので、飛行機自体が割と身近でした。
子どもの頃よく将来の夢みたいなのがあると思うんですけど、私はそれが明確にはなくて、でも何となく飛行機で働いている人になるんじゃないかなぁと思い込んでました。
中学生の時点ではきちんと職業として意識していましたね。
―目指そうと思ってから、何か自分自身で対策を始めたことはありますか。
あんまりそういうことはしてなかったんですが…。
とりあえず英語が大事なんだろうなと思っていたので、中学・高校と自分なりに英語は頑張っていました。大学進学の時も最終的には違う学科選んだんですが、最初は英文科なども候補に入れていました。
エアラインスクールの存在を知らなかった!?アイザックとの出会い
―アイザックへの入校を決められた理由は。
私はエアラインスクールを見比べとかはしてなくて、というより元々エアラインスクールって存在自体を知らなかったんですね…。それで大学の先輩でエアライン業界に就職された方がこういうスクールがあるから行ってみたらって紹介してくれて、それでアイザックに通うことにしました。そもそも自分ひとりだけで準備を進めていたらスクールの存在を知らないまま終わっていたと思います。
―じゃあアイザックに通ってみて、やっぱり通っておいてよかったと思いますか。
全然違いました。レッスンの内容も全部よかったですし、普通に生活しているだけでは面接練習する機会もないのでそれが練習できたこと。自己PRも考えて書いたとしても、添削してもらえる人もいなかったけど、ここならいつでも添削してもらえますし。
あと先生方に出会えたこと自体よかったと思います。アイザックの先生方は、一人の女性として憧れられるし、尊敬できる方々なんです。エアライン業界に行くってことを抜きにしてもこういう人になりたいなと思える方々に出会えてよかったなぁって思います。
―いろいろプラスな面があったんですね。他にはありましたか。
出会いの面で言うと、同じ目標で頑張る仲間がたくさんできたことも嬉しかったです。もちろん地元の友達とか、大学の友達とかもいるんですが、やっぱりそれぞれの生活もあるし、夢も違うしで、就活とかのことはそこまで深い話をしないと思うんです。でもここだったら、みんな目標は同じなので、すごくお互いを高め合えるというか。そういった友達が新しくたくさんできたのはとても嬉しかったです。
スクールは本当に必要だった?
―アイザックのレッスンで特に就活に活かせたことはありますか。
“第一印象”の魅せ方について学べたのは大きかったです。レッスンでビデオ撮影があるんですけど、一番最初で何の指導も受けてない状態で一度撮るんですね。それが本当に悲惨で…。そこから練習した後のものを撮って比較した時に、これは絶対にやらなかった落ちるよなぁ…と心底思いました。
―そんなに悲惨でした…?
はい。もう本当に悲惨で…。自分ではたぶん笑っているつもりなんですけど、顔もひきつってて。笑ってるとはいいがたい表情ですね。最初は面接の場って緊張してきちんとしなきゃいけないという思いばかりが先行してしまっていて、ガチガチの感じで、それが完全に顔に出ちゃってましたね。あれは面接官も大丈夫かな、この子ってなる顔でした(笑)
―それが実際の面接を受ける頃には自然にできるように?
はい。むしろアイザックのレッスンのほうが先生にチェックをいれられているという緊張感があって、実際の面接のほうがリラックスして受けられたぐらいです。
― ちなみにエアライン業界以外で受けられた業界はありましたか。内定はされました?
ブライダル、不動産、メーカーはそれぞれ受けましたね。内定もいただけました。
―他業界を受ける時もレッスン内容は役立ちました?
はい。そのまま使えました。もちろん志望動機だけは各業界、各社毎に考え直さないといけないんですが、本当にそこくらいで。後の部分の質問は基本的に同じものばかりだったので。自己PRとかは使いまわせるし、あとアイザックでQ&Aの授業があると思うんですけど、あれが本当に被ってて。だから他業界用に新たに対策をしっかりし直すとかは全くなかったです。結構何もしないでいきました(笑)
― 特にここはアイザックで対策しておかなかったら自力では準備が難しかったと思う点はありましたか。
企業研究の点ではやっぱり自分で情報を集めたとしても、逆に今の時代情報が多すぎてどこを使っていいのかが難しくて…。ESに書くにしろ、面接で話すにしろ、企業研究の部分でやっぱりどうしてこの会社がいいかということを説得力を持って話すにはここでOGの方たちの話をたくさん聞けたのも大きかったのかなと思います。
憧れの客室乗務員内定へ…!
―Mさんは2社内定していますが、 それぞれの内定の際のお気持ちは?
ウイングスのほうが普通の新卒採用だったので選考も内定も早く7月で内定が決まりまずはよっかった~と一安心でした。でも私の中で本当に本当に行きたかったのはアシアナ航空だったんですけど。外資は毎年出るかわからないじゃないですか…タイミングがあるし。今年もアシアナは出ないままだったら、ウイングスに入社しようと思っていたんです。
そしたら今年アシアナが出て、募集見た時は「出たー!」って感じでした。
でも受けるかどうかはすごく迷って、ウイングスの条件もすごくよかったですし…。でもアイザックの先生やスタッフの方から「Mさん絶対可能性あるし、せっかくだから受けたほうがいい」って言われて、いろいろ考えて受けることにして。
―そこからアシアナ航空も受験して本当に受かったんですね。
今年のアシアナ選考内容が前回の選考からガラッと変わっていて、面接に関しては本当に手ごたえがなかったんです。面接が今までは日本語面接があったらしいんですが、今年は全部英語面接で…。その時点であっ落ちたかなと思って…。英語だ英語だと思っているうちに、心の準備もできないまま自分の番が回ってきて、それできっとこれじゃないだろうなと思いつつもとにかく今言えることを話すのみという感じで。
だから、内定連絡が来た時は本当に驚いて「嘘じゃない?!」と思ってしまいました(笑)
でも外資ってそこからまだメディカルチェックが残っているんですよね…メディカルの後に落とされる人もいるとは聞いていたので、そこを通るまでには本当の意味では安心できずすごいドキドキしていました…。それで10月末にやっとメディカルもOKの連絡もきてやっとこれで内定したんだなっと…!
後輩のみなさんへ
―これからエアラインを受験される方にメッセージをお願いします。
私はよく人からは何でも器用にできそうって言われるんですけど、全然そんなことなくて、失敗ばかりの人間なんです。アイザックのレッスンでもそうなんですけど、本当に失敗をたくさんしていて。
ある日は「Mさん化粧薄いわよ」って言われたり、私化粧が苦手で…。あと私言わなくていいことまで言っちゃうのもダメで…先生に「正直すぎる」って言われたりとか。
でも失敗から学ぶことってすごく多いですよね。これやったらダメなんだなってことは、落ち込んだ記憶とともに、絶対に忘れないですから。まぁそのまま落ち込むだけではだめなんですけど、それ以降は同じ失敗はしないように気を付けるようになりますよね。
ですので、これから目指す皆さんにも恐れずにたくさん失敗してほしいなと思います。もちろん本番での失敗はしないにこしたことがないですが、だからアイザックで何度も失敗して、これは本番では絶対に失敗しないぞっていうことをどんどん身に付けていってもらえればと思います。
それで本番では最大限本領発揮してください!
最後に
アイザックではアシアナ航空、JAL、ANAをはじめ、客室乗務員、空港グランドスタッフにこれまで2,400名の合格実績があります。少しでもCA、地上職に興味をお持ちでしたら、まずは無料の個別相談会、レッスン見学に参加してみてはいかがでしょうか?