ベトナム航空は1956年1月、政府によるベトナム民間航空局設立から始まりました。日本人客室乗務員の採用を開始したのは、ホーチミン⇔関西線乗り入れに先立っての1994年。その後、ベトナムブームに乗り、日本路線に次々と就航していき、それに伴って日本人客室乗務員の採用も積極的に採用するようになりました。
日本へは、羽田⇔ハノイ、成田⇔ハノイ、成田⇔ダナン、成田⇔ホーチミン、関西⇔ハノイ、関西⇔ホーチミン、中部⇔ハノイ、中部⇔ホーチミン、福岡⇔ハノイ、福岡⇔ホーチミンの計10路線に就航しています。ベトナムからは、カンボジアのシェムリアップやラオスのルアンパバーンなど、日本から直行便のない東南アジア各地へもアクセスできます。
2002年にはゴールデンロータスの新しいロゴが披露されました。新しいロゴマークは、ベトナムの人々にとって我慢強さと有意義さの象徴である蓮の花です。ベトナムの人々は蓮を、ベトナムの過去の困難を乗り越えて、独特の文化を守る能力の象徴とみています。蓮は、悟りや完璧さとも結びつけられ、どこにでもありながら、高貴で神聖な花です。また、高品質と高級感を表すために蓮の花の色を金色にしました。
2010年にスカイチームに正式加盟し、マイレージやコードシェアなどで加盟各社と提携しています。日本路線では、アライアンスは異なりますが、成田発着便においてJAL機材にベトナム航空の便名をつけるコードシェアを展開しています。JALの一部の国内線でも、ベトナム航空の国際線の接続便限定でコードシェアを行っています。
これまで航空業界に約2,600名、ANA客室乗務員470名の合格のお手伝いをさせて頂いたノウハウを踏まえて、19卒・2017年度の既卒の合格対策についてお伝えいたします。
前回(2015年)のマカオ航空日本人CAの採用情報は?
<応募資格>
① 大学卒業以上の学歴を有していること(※ 大学等在籍中でも、卒業単位取得済みで2015年12月頃の入社が可
能な方は応募可能)
② 日本国籍であること
③ 女性:20歳~28歳 男性:20歳~30歳
④ 女性:160cm ~ 175cm 男性:165cm ~ 182cm(※ 身長及び体重は、エントリーシートに明記すること)
⑤ 航空機乗務に際し、必要な体力を有し、健康であること。(ベトナム民間航空局の定める健康診断を合格して頂く
必要があります。)
⑥ 英語:TOEIC550点以上、TOEFL500点以上または、IELTS5.0ポイント以上のスコアを取得されている方、も
しくは、流暢な会話及び正確な読み書きができる方。
⑦ 正しい日本語(標準語)を明確に話すことができる方
⑧ ベトナムに渡航し、ハノイ市またはホーチミン市での居住が可能であること
⑨ 外向的で明るく、コミュニケーション能力が優れている方
⑩ チームワークを重んじ、異なる国籍の人との出会いを楽しみ仲良くできること
⑪ 犯罪歴が無いこと
⑫ 2017年まで有効な旅券を所有していること
採用までの流れは?
<応募方法>
Step 1 エントリーシートをご記入の上、メールにて送信ください。
※ エントリーシートはこちら、または下部の「エントリーシートのダウンロード」からダウンロードしてください。
※ メール宛先:saiyo@avion-air.com
※ 送信データは、必ずEXCELデータのまま送信してください。(PDF等の変換データは不可。)また、ダウンロードしたEXCELの書式に変更を加えないでください。
Step 2 メール送信後、次の書類・資料をご準備の上、郵送してください。
・記入済みエントリーシート(必ず顔写真を貼付してください)
・パスポートのコピー(人定および有効期限が記載されているページ)
・英文の卒業証明書または卒業見込証明書コピー
・英語の資格証明書コピー(TOEIC, TOEFL, IELTSの得点をお持ちの方は必ず提出してください。)
・在職証明書(提出が可能な方のみ)
・顔写真1枚(4×6cm)および全身写真1枚(直近に撮影したもの)
※ 応募書類は返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。
<書類の送付先住所>
〒107-0051 東京都港区元赤坂1-1-15 ニュートヨビル7階
株式会社 A.R.T. 内 ベトナム航空採用チーム
<選考の流れ>
① 書類選考
② 1次試験:個人面接
③ 2次試験:グループ面接、健康診断
【1次面接および2次面接】
● 日 時/2015年11月下旬予定
● 試験会場/アビオンエアラインスクール 東京校
〒107-0051 東京都港区元赤坂1丁目1-15 ニュートヨビル7階
電話 03–6804-2284
※ 試験実施時間等の詳細は、書類審査通過者にのみメールで通知いたします。
※ 試験当日はパスポートの残存有効期限を確認させて頂きますので、パスポート(現物)をご持参ください。
※ 英文の最終学歴証明書をご持参ください。(※ 現在、大学在籍中の方は、高校の卒業証明書(英文)および在籍大学の卒業見込証明書(英文)が必要となりますので、あらかじめご準備ください。)
【健康診断】
すべての面接審査を通過された方は、ベトナムに渡航の上、健康診断の審査を受けていただく予定になっております。
ベトナム航空日本人CA合格のための対策は?
書類選考を通過した人のみ面接に進むことができます。1次面接が個人面接、2次面接はグループ面接で同日に終了します。まず英語面接から始まり、ベトナム人と日本人の面接官が7~8名で面接を行います。過去には、入室した直後にアピアランスチェックとスキンチェックがあり、肘から先、特に手のひらや指先、うなじなどがチェックされ、ウォーキングを見られることもありました。その後英語と日本語を交えて面接が行われ、「ベトナム人と働くことについてどう思うか」、「ベトナムに滞在することにどう思うか」という質問をされたことがありました。また、2次試験のグループ面接では、立ったまま英語で自己紹介をした後、全身の写真撮影をして面接が終了し、試験後すぐに合否を言い渡されます。最後に健康診断を行ってそれをクリアすると内定が決まります。
面接の準備と共に、健康管理をしっかりと行い、面接当日にはメイクや髪型もきちんと整えることが大切です。ここでは、面接でのポイントを5つ紹介します。
① 入室時の挨拶が大切!
面接官はお客様の目線になって受験者の「第一印象」をチェックしています。面接室のドアを開けて「失礼致します」と挨拶をする数秒間が大切です。明るいオーラをまとっている方はイメージに残ります。お客様に接するような心持で明るく挨拶をするようこころがけましょう。
② 目を合わせて信頼感を構築する!
挨拶をする際に目を合わせることは何よりも大切です。お辞儀をする前に「宜しくお願い致します」という気持ちを視線で伝えましょう。お辞儀をした後は再度相手と視線を合わせて心の中で「お願い致します」と唱えながら笑顔を交わしてみて下さい。数秒の間に信頼感が構築されるのです。
③ アイコンタクトで会話をする!
仕事で重要なことのひとつが「目で会話をすること」です。アイコンタクトに自分の気持ちを込めて相手に伝えるようにしましょう。また、相手との会話が終わる際にすぐ目線そらさず、目を合わせて目礼をすることで面接官が抱く印象は変わります。実際に仕事の際でも、アイコンタクトを大切にすることで動作に心を込めることができるのです。
④ この場にいる方々と働くところを想像しながら楽しむこと。
この会社で働くことをイメージすることが大切です。採用会場でお目にかかる方々に、数か月後からお世話になるところを想像してください。実際に面接担当の方々の中には新人が所属する部署の方が多くいらっしゃいます。入社した後のことをワクワク想像しながら面接に臨んでみましょう。
⑤ 準備は今すぐ始め、やりきること。
試験が近くなってきたら所作や受け答えの練習を始めればいいということではありません。日頃からこの仕事にふさわしい挨拶や言葉遣いなどを意識して、アイコンタクトを取る間を大切にし、視線に心を込めて周囲の人と接することをこころがけてください。また、とことん準備をやりきりましょう。ここまでやったんだから大丈夫だと思えるようになれば、焦らず、緊張しないで試験当日を迎えることができます。
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航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、”コツ”をつかむことで内定は目の前です! 一緒に頑張りましょう。
<免責事項>
採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、”コツ”をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。
最後に
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