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JAL 客室乗務員採用面接と2025年度入社合格対策(新卒)3000名合格のヒミツを公開!

日本航空CAの採用情報と試験対策について、JAL現役CA時代に採用のお手伝いをした経験を踏まえてお伝えいたします。

日本航空の企業研究

 「顧客満足」という言葉、接客業に興味をお持ちの方ならご存知かもしれません。お客様を満足させるヒトのサービスに力を入れることによって経営を盛りたてようとする取り組みのことです。この「顧客満足」という概念を最初に日本に持ち込んだのは日本航空だとも言われています。

今から半世紀以上前、1960年頃に日本航空が初めてサンフランシスコまでの国際線を就航させることになりました。しかし当時は世界に冠たる”パンナム”(パン・アメリカン航空)が環太平洋路線のシェアを独占していました。

ビジネスの3要素と言われる「ヒト・モノ・カネ」。資本(カネ)も保有機材など(モノ)でも到底太刀打ちできませんでしたが「日本人特有の、きめ細やかな心配り」(ヒト)でならお客さまの心をつかめるはずだ!!と信じたのです。

読書しながらうたた寝をしていらっしゃるお客さまに、そっと毛布をかけてさしあげ、折り鶴をしおりがわりにはさんでサイドテーブルに置いて差し上げる。そのような心遣いを世界中のお客さまに発信する日本航空の伝統が始まりました。 

顧客満足の為のヒトサービスに必要な要素を以下の5つに分け、一人前のCAを育成する訓練プログラムを策定しました。

  1. 表情
  2. 挨拶
  3. 身だしなみ
  4. 話し方
  5. 仕草や態度

笑顔の効用、ヘアメイクアップレッスン、制服の着こなし、姿勢、歩き方、立ち居振る舞い、仕草、プロに学ぶ話し方なども盛り込まれたほどです。私が初期訓練を受けた頃も、資生堂のスタッフから機内で映えるメイクを学びましたし、お茶室での授業もありました。

JALグループの求める人財像

感謝の心をもって、謙虚に学ぶ
感謝の気持ちを常にもち、世の中すべてから謙虚に学び、自己成長できる人財

果敢に挑戦し、最後までやり遂げる
失敗を恐れず常に新しい事に挑戦し、人任せにすることなく最後までやり遂げる人財

プロ意識をもつ
自分の仕事に誇りと責任をもち、地道に自分の専門を極める人財

採算意識をもつ
JALグループが社会から必要とされ、永続的に発展する為に、強い採算意識をもつ人財

多文化を尊重し、適応する
世界の多様な文化と積極的に触れ合い、異なる文化・価値観を尊重できる人財

仲間と共に働く
仲間と共に働き、仲間のために頑張ることに誇りと喜びを感じられる人財

お客さまに心を尽くす
すべてのお客さまに、感謝の気持ちを形にしてお返しすることができる人財


※株式会社JALスカイ札幌のホームページより抜粋

おもてなしのプロフェッショナル

日本航空での初期訓練で最も記憶に残っているのは、機材の勉強をしている時に教官が仰った一言です。その日は、ボーイング747ジャンボのエンジンについて学んでいました。訓練を受ける私達の顔が真顔すぎたのかもしれません

「みんな!そんな深刻な顔せず、客室乗務員になる者として微笑みを絶やさずに講義を受けてください!」

と注意されたのです。

思ってもいないアドバイスに、「プロとしておもてなしをするということ」のレベルの高さを感じた瞬間でした。

現在日本航空は、世界一愛される航空会社になるように努力しています。CAは、お客様の表情や態度、語調からお気持ちを察する感知力と共に、お客さまにとって話しかけやすい雰囲気を持つことが必須なのです。

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JALのCAを目指す方にぜひ読んでほしいおすすめの書籍

2011年、日本航空は倒産し、多大なる迷惑をおかけすることになりました。現在の新生JALがあるのは、国民の皆様のおかげなのです。

「今日も飛行機を飛ばせること」

「ご利用くださっているお客さまがいらっしゃること」

感謝の気持ちを胸に、我々は再スタートしました。

倒産を機に、凍結していた採用も数年後には再開することができました。

その際最も重要視されたのは、

「我々社員と共に、お客さまに感謝しながら謙虚に仕事ができる人材か」

ということです。

採用試験中、「この頃感謝したことはありますか?」という質問が今年も投げかけられています。

また、「なぜ倒産した会社を志望してくださるのですか?」、「親御さんは賛成していらっしゃいますか?」など、倒産した事実をどのように受け止めているのか、何度となく問われ、真意を確認しています。JALの受験を希望する方はぜひ、参考文献を何冊か読んでおくことをお勧めします。

特にお勧めしたい書籍を2冊紹介します。

「生き方」稲盛和夫著 サンマーク出版

京セラとKDDIを創業し、JALの経営再建を成し遂げた稲葉和夫氏の著書。

 夢を叶え、確かな人生を歩むために大切なこととは?

 著者の人生論が語られた本書を通して、JALのCAとして働くことをイメージしてみるといいかもしれません。

「心は変えられる」原英次郎著 ダイヤモンド社

 稲盛和夫流・意識改革 心は変えられる――自分、人、会社全員で成し遂げた「JAL再生」40のフィロソフィ

 JALのスピード再建を成し遂げた稲盛和夫名誉会長、大西賢会長、植木義晴社長ほか多くの人たちの本音や、現場で働く人々を取材し。生の声を集めた一冊。JALの意識改革はどのようにして形になっていったのか、どのような変化をもたらしたのかが見えてきます。JALのCAとしてどのような意識を持っていくべきか、学ぶことができます。

自分の意思を固めることができますし、「倒産の事実を知って受け止めよう」とする真摯な姿勢は、言葉や態度の節々に必ず表れます。https://www.youtube.com/embed/qIF7H4ukQEs

JALグループ企業理念と、JALフィロソフィ

JALグループ企業理念

JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、

一、お客様に最高のサービスを提供します。

一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。

 JALとして掲げた企業理念の冒頭に「全社員の物心両面の幸福を追求する」とあります。これは「お客さまに最高のサービスを提供」するのも、「企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献」するのも、全てはJALグループに集う社員一人ひとりの懸命な努力の結集があればこそ実現できることであり、社員が一生懸命努力するためには、心の底から「JALで働いていて良かった」・「JALの一員として頑張ろう」と思うことが大切であるという考えがあるからです。

また、物心両面の幸福とは、経済的な安定や豊かさに加えて、仕事に対する誇り、働きがい、生きがいといった人間の心の豊かさを求めていくことで、素晴らしい人生を送るとともに、心をひとつにして一致団結し、お客さまに最高のサービスを提供できるよう、必死の努力をしていかなければならないという、思いを込めています。

JALフィロソフィ

ひとりひとりの意識を変えていくため、JALのサービスや商品に携わる全員がもつべき意識・価値観・考え方として、JALフィロソフィは策定されました。

第1部 すばらしい人生を送るために
第1章 成功方程式(人生・仕事の方程式)
 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

第2章 正しい考え方をもつ
 人間として何が正しいかで判断する
 美しい心をもつ
 常に謙虚に素直な心で
 常に明るく前向きに
 小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり
 土俵の真ん中で相撲をとる
 ものごとをシンプルにとらえる
 対極をあわせもつ

第3章 熱意をもって地味な努力を続ける
真面目に一生懸命仕事に打ち込む
地味な努力を積み重ねる
有意注意で仕事にあたる
自ら燃える
パーフェクトを目指す

第4章 能力は必ず進歩する
能力は必ず進歩する

第2部 すばらしいJALとなるために

第1章 一人ひとりがJAL

一人ひとりがJAL
本音でぶつかれ
率先垂範する
渦の中心になれ
尊い命をお預かりする仕事
感謝の気持ちをもつ
お客さま視点を貫く

第2章 採算意識を高める
売上を最大に、経費を最小に
採算意識を高める
公明正大に利益を追求する
正しい数字をもとに経営を行う

第3章 心をひとつにする
最高のバトンタッチ
ベクトルを合わせる
現場主義に徹する
実力主義に徹する

第4章 燃える集団になる
強い持続した願望をもつ
成功するまであきらめない
有言実行でことにあたる
真の勇気をもつ

第5章 常に創造する
昨日よりは今日、今日よりは明日
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
見えてくるまで考え抜く
スピード感をもって決断し行動する
果敢に挑戦する
高い目標をもつ

※ JAPAN AIRLINESホームページより 
https://www.jal.com/ja/philosophy-vision/conduct/

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2025年度入社JAL新卒採用 客室乗務員の募集要項

採用予定人数

 2025年度入社 新卒採用および2024年度入社 キャリア採用 700名程度

応募資格

(1)以下のいずれかの条件に当てはまる方
i)2024年3月までに専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程・博士課程)を卒業されている方
ii)2024年4月~2025年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程・博士課程)を卒業見込みの方
※学部学科等の指定はございません。
※就業経験のある方は、キャリア採用の募集要項をご確認ください。
(2)呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊椎などが航空機乗務に支障なく、必要な体力を有し、心身ともに健康な方。裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上の方。
(3)土曜、日曜、祝祭日、年末年始を問わず、早朝および深夜を含む変形労働時間制での勤務が可能な方。
(4)国際線に乗務するまでにパスポートの取得が可能な方。
(5)TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有することが望ましい。
 上記(1)~(5)の条件を満たす方で、選考タームに準じて会社が指定する時期に入社できる方

選考方法

客室乗務職の選考は以下の通り行います。
選考タームは皆さまのご都合に合わせてお選びいただけます。タームごとにWEBエントリー期限が異なりますので、ご注意ください。
※選考にご応募いただけるのは、春ターム、夏ターム、秋タームのいずれか1タームのみです。
※いずれの日程も応募資格・選考基準は同一です。


※春ターム、夏ターム、秋タームについては、1次選考にご参加いただく前にAI面接を受けていただきます(AI面接のみでの合否判断はいたしません)。

待遇

① 雇用形態:正社員

② 契約期間:期間の定めなし

③ 試用期間:試用期間あり(原則として3カ月)

④ 勤務地:羽田空港、成田空港など

⑤ 給与:基本給211,000円 乗務手当 約50,000円(乗務時間70時間/月の場合)
※乗務手当は乗務時間により変動する
※参考 募集要項掲載当初(2024年3月1日時点):基本給199,000円 乗務手当 約50,000円(乗務時間70時間/月の場合)

⑥ 昇給:年1回

⑦ 賞与:年3回(夏季・年末・年度末)※2022年度実績

⑧ 通勤費:当社規定により支給

⑨ 勤務:勤務乗務便に応じた変形労働時間制または地上勤務
※土日・祝日勤務あり
※運航状況に応じて所定時間外労働が発生することがあります

⑩ 休日・休暇など
・年間休日数は123暦日(原則)
・年次有給休暇慶
・弔特別休暇
・産前・育児休職制度
・配偶者転勤同行休職制度
・介護休職制度
 など

⑪ 教育・研修

・新入社員教育
・乗務の為の各種専門訓練
・安全教育
・JALフィロソフィ勉強会
・DX教育・研修
・キャリア研修
・その他各階層別研修
・自己啓発プログラム
 など

⑫その他

・社宅・寮制度
・体験搭乗制度
・各種社会保険など
・屋内の受動喫煙対策あり(喫煙専用室設置など、就業場所により異なる)

※JAL新卒採用情報より引用

https://www.job-jal.com/recruit/requirement/new-graduate06.html

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 JAL CA 合格を目指す3つのアドバイス

エントリーシートには一文字一文字心を込めて

昨今、エントリーシートをWEBで提出させる企業も増えてきていますが、日本航空は手書きのエントリーシートにこだわっています。手書きの書面を見ると、会社への志望度がダイレクトに判断できるそうです。文字の大きさやスペース配分に気を配り、心を込めて書きましょう。アイザックでは、細やかなエントリーシート対策も行っています。


ちなみに、私は万年筆を使って履歴書を作成するようにしています。この頃は文房具コーナーで手軽な値段の万年筆が手に入るようになりましたね。お勧めですよ!

お客様との会話力が問われるグループディスカッション

JALのグループディスカッションのお題は、ちょっと変わっています。「秋と冬、どちらが好きか?」「海外旅行は、グルメの旅が良いか、世界遺産を回りたいか」などのトピックで20分、会話を続けるのです。

結論を導き出す訳でもなく、正解もないので、ある意味難しい議題ですね。そして20分経過すると、お客様との対話力、チームワーク力の素養が一目瞭然になってしまいます。

私が受験した頃には、ディスカッションは採用試験に取り入れられていませんでしたが、即戦力をチェックするのに適しているな、と感じます。

例えば羽田⇒沖縄線。フライトタイムは2時間位あるのですが、飲み物サービスと機内販売が終わると”提供しなければならないサービス“は終わり。1時間以上フリータイムが残ります。機内をゆっくり歩き、お客さまからの個別のリクエストをお伺いしたり、お話を楽しんだりします。

CAは総じて会話での「反応が良い!」人ばかり。冒頭に挙げたグループディスカッションの議題は、まさにお客様との会話に近いもので、CAは基本的に聞き役、盛り上げ役になりながら、お客さまに会話を楽しんでいただいています。

グループディスカッションでは、メンバーの魅力的なところを引き出すくらい、周りの人に興味を持ってみてください。

例えば、隣の方が「私も留学したことあります」なんて口にしたら、「どちらに留学なさったのですか?!」と興味を持って質問するのです。そこで「オーストラリアに4年です」なんて答えが返ってきたら、「すごい!4年も留学なさっていたのですね^-^」と思った通りに反応してください。お客様との会話だと想定すれば、そうやって質問し、お客さまの素敵なところを引き出そうとしませんか?!


グループディスカッションは不自然に自己アピールをする場でも、足の引っ張り合いを

する場でもありません。「一緒に2次審査に進もうね」という気持ちで、臨んでくださいね。

感謝日記をつける

JALに内定なさる方々は皆、とても謙虚で感謝の気持ちが伝わってくる、内面も外面も素敵な方ばかりです。就職活動は精神的、肉体的に大変であることも事実ですが、就職活動をとおしてぐっと磨きがかかる生徒さんを大勢見てきています。これから受験を控える皆様、ぜひ今一度、自分を支えてくれている家族や友人、生活の全てに「有り難い」という気持ちで接してみてください。
おすすめは、「感謝日記をつけること」です。わざわざ日記帳を買わなくても、寝る前に「今日感謝したことを3つ(最初は1つでも)思いだしてから寝る」でも、携帯に日記をつけるでも構いません。採用試験の為だけでなく、自分が幸せに生きる力になりますよ。

有田りな

アイザック エアラインスクール講師、TOEIC(R)対策講師
社団法人日本マナーOJTインストラクター協会インストラクター(マナーOJT、接客英会話)

慶應義塾大学卒業。日本航空株式会社に新卒入社し、客室乗務員として10年勤める。大学での講演・講座(武蔵野大学)、雑誌やテレビの取材に多数出演。就職情報雑誌月刊エアステージではJAL特集号で表紙を飾る。 

“客室乗務員は「自分を磨き、相手を幸せにする」仕事で、目指そうと決めた日から心磨きが始まっています。大学3年生の秋からアイザックに通い、先生方のご指導や励まし合える仲間のおかげで夢を叶えたアイザック卒業生講師です。皆様の期待や不安も共有しながら「夢を叶えるための時間も楽しい!」と感じていただける授業を目指しています。”

<免責事項>

採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。 

最後に

アイザックではJAL、ANAをはじめ、客室乗務員、空港グランドスタッフに業界No.1の合格実績があります。少しでもCA、地上職に興味をお持ちでしたら、まずは無料の個別相談会、レッスン見学に参加してみてはいかがでしょうか?

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