国内線エアラインの魅力

2020年、コロナウィルス感染の影響により厳しい状況に立たされている航空業界。しかしこのコロナ禍においても客室乗務員の採用を継続している航空会社が数社あります。
ソラシドエア、IBEXエアラインズ、FDA
 これらの航空会社の共通点は「日本国内の空港を結ぶ翼」であることです。コロナ禍で国をまたぐ移動は難しい状況になりましたが、一方で日本国内の出張や旅行による移動はコロナ禍においてもその必要性から需要が続き、人材が必要であることがコロナ禍でも採用を継続している理由です。
客室乗務員の仕事といえば国際線をイメージされる人も多いと思います。しかし、国内線の空を担う航空会社には魅力がたくさんあります

魅力その1 小型機ならではのお客様との近い距離で寄り添える

 国内線を担う航空会社の多くが、小型機から中型機を使用しています。小型機、中型機の特徴として、機内の通路が一本であり、客室前方から最後方まで機内が見渡せるコンパクトな空間です。
 一本の通路で物理的に距離の近い空間だからこそ、すべてのお客様、お一人お一人の表情やしぐさが見やすく、その小さな変化から汲み取った声にならないニーズをサービスとして体現する、寄り添ったサービスができるのは国内線エアラインの大きな魅力の一つです

魅力その2 日本各地の親善大使!就航地の魅力をお客様に

国内線エアラインの使命の一つに「日本の地域活性化」があります。
 東京一極集中が進む中、日本各地の空港と空港を結ぶ、空の公共交通機関だからこそ、日本各地の魅力を発信する役割も担えるのです。
 実際に国内線エアラインの多くが機内でのドリンクサービスや機内販売で、就航地のおいしいもの、名産品を取り扱うことでより多くのお客様に日本各地の魅力を肌で感じていただけるよう取り組んでいます。
 また、サービスをする側である客室乗務員はお客様からのご質問にお答えできるよう、就航地のおすすめの観光スポットや、季節ごとの魅力、おいしい食べ物などをしっかり知識としてインプットしお客様にプラスアルファでお伝えします。
 自分自身のサービスで「また訪れたいな」と思っていただき、日本を、地域を元気にできる、これも国内線エアラインの客室乗務員の仕事の魅力です

魅力その3 求められる強い責任感、早いキャリアステップ

 小型機、中型機を使用し、日本国内各地の空を飛び回る国内線エアライン。お客様の座席数は70席から200席程度に対し、乗務する乗務員の数は1名から4名、です。大型機材に比べ、乗務員の数が少ないからこそ、サービス面はもちろん保安面の業務量、担う責任は大きく、何かあったときには一人で判断し行動に移す判断力も入社当初から必要になります。
 また、入社後のキャリアステップの早さもやりがいのひとつ。JALやANAなど大手の航空会社では入社後国内線や国際線の経験を8年から10年積み、客室責任者(チーフパーサー)になりますが、国内線エアラインでは入社後早くて2年で客室責任者の資格を取得します。その後も早いステップで新人教育担当やマネージャーのような責任ある役割を担う道が開かれています。
 一人一人のお客様にしっかり寄り添うホスピタリティ」が求められる一方で、入社後早い段階から責任あるポジションを担える「強い責任感」も必要な力のひとつだと思ってください。

国内線エアライン内定の秘訣

上記の特徴から、国内線エアラインの客室乗務員に求められる人物像として
・お客様に心から寄り添うホスピタリティ精神・機内でお客様に就航地の魅力をお伝えするプレゼンテーション力・早いキャリアステップにも対応できる挑戦心や努力する姿勢、責任感があります。
 面接では
・あなたの地元PRをしてください・当社の就航地でおすすめの土地はどこですか・当社の機内販売をひとつ選んで就航地をPRしてみてください
 などの独特の質問がありますのでしっかり準備をして挑みましょう!

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