女性必見!女の転職で勝ち残る5つの心得

新しい職場で輝きたい! この仕事で頑張りたい!

その思いを実現させるためにも、転職の際の書類選考や面接で勝ち残らないといけません。書類選考で面接官の目に留まるポイントや、自分をアピールするためのポイント面接のための準備など、転職で勝ち残るための5つの心得を教えちゃいます。女性の活躍が求められる現代、新しい職場で力を発揮したい女性の皆さん、必見です!

1.あせりは禁物。自分を知ってから、企業に応募すべし!

転職しようと思うと初めは意気込んでしまい、真っ先に転職情報誌やWebサイトを見てみると思いますが、すぐ応募するのではなく、まずはよく自分を見つめてみましょう。

企業の多くは初めに書類選考があり、次に面接があります。書類選考の関門も、そこを突破した後の面接で自分のことを知らなければ、いくら企業に自分を売り込んでも面接官の心には引っかからないでしょう。焦って書類をどんどん送っても、入りたい企業から書類選考で落とされてしまっては元も子もありません。

そこでまず、「自分はどういう人間なのか」ということをよく考えてみることが大切です。 自分を見つめるといっても、難しく考えなくても大丈夫。以下の簡単な方法で、自分自身のことを整理していくと、自分の何を企業に売り込めるかというアピールポイントが見えてくると思います。まず紙と鉛筆を用意しましょう。

<自分を知るための方法>

① 仕事上での過去の経験を番号を付けて書き出しましょう。

② ①で書いた経験の番号の下に、その時に行った行動、経験を通して考えたことや、結果・得たものを具体的に書きます。

③ 次に職歴・学歴もまとめましょう。会社名ごとで書き出すといいでしょう。

④ その職歴・学歴の下に会社や学校で習ったこと、スキルや資格として取得したものなど、どんどん書き出していきましょう。

体系的にまとめていくことによって、徐々に自分はどんな人間かということが見えてき

ます。セールスポイントやウィークポイントをしっかり把握することは自分を売り込む上で必要なことなのです。

 

2.履歴書作成に力を注ぐべし!

書類選考に勝ち残るには、書面上で自分がどれだけ魅力ある人材かをアピールする必要があります。書類選考で必要な書類は、
 ①履歴書、②職務経歴書、③添え状の3つです。

 もし、募集広告で履歴書のみとなっていても、履歴書だけの送付はNG。必ずこの3点セットで提出するようにしましょう。

①の履歴書は学歴・資格取得欄など形式が決まっていますが、自己紹介・趣味などのスペースはアピールの場として使用することができます。

②のキャリア・スキルを記載する職務経歴書は、全てにおいてアピールすることが出来るので、就職・転職には非常に有効な武器となります。

③の挨拶文形式の添え状に関しても、定型文の後に自己紹介を兼ね、自分のアピールポイントを述べることが可能です。
 

この3つの書類だけでも自分をアピールすることができるので、<自分を知るための方法>で分かった、自分のアピールポイントをしっかり書き込んでいきましょう。

3つの書類を準備する際には、履歴書・職務経歴書は複数用意しておきましょう。

志望する企業は一つの形態(業種)だけとは限りません。書類を書くにあたって、過去の実績や経験、資格などは、企業に合わせて選択をすることは大切。
 例えば資格の欄に、航空会社のCAに応募するために、関係のない資格も合わせて長々と多数の資格を書くことはマイナスになってしまいます。「資格を取得することに一生懸命で、仕事しないのでは?」と思われてしまうからです。企業が求める人材に適応していることをアピールすることが目的なので、自分の経験などを全て書くのではなく、ある程度取捨選択をし、業種ごとに履歴書・職務経歴書・添え状は用意しておくことがポイントです。

3. 書類作成の基本ルールを確認すべし!

書類を作成する際に、基本的なルールがいくつかあります。以下のルールを確認した上で、書類を作成するようにしましょう。

<書類作成のルール>
① 誤字・脱字・記入漏れに気をつけること。

 大切な応募書類で誤字・脱字・記入漏れのミスは致命的。1文字位ならまだ良いですが、パソコンで作る場合は変換ミスなどに気をつけて作成しましょう。書類選考する人事担当者は結構見ています。焦らずじっくり記入していきましょう。

② 事実のみ記入すること。

 自分をよく見せたいがために、事実と異なることを書いてはいけません。入社できたとしても悪い印象が前に立ってしまい、昇給や昇進も遅くなるかもしれません。あまり自分を大きく見せつけるのは避けるようにしましょう。

③ 修正液、修正テープは絶対に使わないこと。
 記入間違えをしても、修正液、修正テープは絶対に使ってはいけません。記入ミスした場合、面倒くさくても新しい用紙に全部書き直しましょう。同じところで同じ間違えをすることがあるので、一文字ずつ慎重に書くことがポイント。前回間違えたところは特に慎重に書くこと!

④ 空欄を作らないこと。
 空白が目立ってしまうと「面倒くさがり屋かな?」、「熱意を持っていないのではないか?」と思われてしまうこともあります。ちょっと面倒くさくても項目は全て埋めましょう。
 ただし、欄外にはみ出すほどぎっしりと書き過ぎることもよくありません。簡単明瞭にアピールポイントを記載していきましょう。

⑤ 黒色の文字で書くこと。
水性のボールペンや万年筆で書きましょう。手元にないからといって青色や鉛筆書きは

絶対に止めましょう。

⑥ 手書きとパソコンの書類は両方用意すること。
 基本的にはパソコンで作ったものを送付するのが、面倒が無くて良いのですが、履歴書に関しては、手書きのみと指定している企業もあります。そこには必ず手書きで送付しましょう。間違えてもパソコンで作ったものを送付してはいけません。
 字をきれいに書く自信がない場合は、読む人のことを考えて書いてみましょう。多少も字が下手でも一生懸命丁寧に書いていれば、熱意は通じます。
 職務経歴書に関しては自由書式で、文字数も多いため、パソコンで作ったものの方が喜ばれます。スペースや改行をうまく使って相手に見やすいように作りましょう。

⑦ 書き終えたら、必ず確認すること。
 書き終えたら、誤字・脱字が無いかよく読み返してみましょう。意外な点に間違えがあったりします。自分は気がつかなくても、先方は気がついているかもしれません。

文字以外にも、写真の貼り忘れや捺印漏れがないかも同時にチェックしましょう。パソコンで作った書類なら間違えていても、提出前ならいくらでも修正できるのでじっくり見て確認しましょう。

 

4.応募する企業の情報を集めるべし!

企業に応募するにあたって、その企業のことはある程度知っておきましょう。

①   まず、企業の人材ニーズを知ること。

求人雑誌、求人Webサイト、企業の会社案内などをよく見て、どんな人材を求めているかを把握しておきましょう。
 また、会社四季報(上場版・非上場版)等を見て資本、新製品などの情報も見ておいて損はありません。
② 求人情報の情報だけを頼りにしないこと。
 ほとんどの企業ではHPを持っています。そこには大体、社長の企業理念や方針、将来へ向けてのビジョンが書かれていますので、よく読んでおきましょう。共感できれば応募、共感できなければパスしてもいいと思います。
③ 企業の内情を知ること。
 社内で行っている企業説明会などでは、社内の雰囲気などを見ることが出来ます。

また、志望企業の経営理念、事業内容、経営計画、資本金、売上高、現在の主力商品、過去のヒット商品、株価、社名の変遷、経営者の発言などを、インターネットや新聞を活用して調べることも可能です。

さらに、志望企業が開催するキャンペーンやイベント、工場見学会などに参加したり、店舗見学に行ったりして、社員に仕事内容について聞くなど、足を使って行動し、志望企業とのリアルな接点を作って情報を得ましょう。

この①~③までの情報は自分の志望動機を書く上で有効な情報になります。貢献できる具体的な仕事内容で、志望理由を構成できるようになります。「なぜ同業他社ではなく、その会社なのか」も明確に述べることができ、説得力が極めて高くなるのです。

5.面接の準備を入念にすべし!

  面接の際に聞かれる質問に対しては、あらかじめ予想を立てて準備をしておくことが、本番で力を発揮するためにも大切です。質問に対して、まず結論から簡潔に回答する方がいいので、あらかじめ質問を予想して答えを考えておくと有利でしょう。

入念に準備をする段階で、転職先の企業を研究する必要があります。そのような準備行動をすることで企業理解が深まり、面接で話せる事柄も増えるでしょう。しっかり準備をしてきたということが面接官にも伝わると、「本気度」のアピールにも繋がります。

<想定される質問の例>

①   自己紹介をお願いします。

氏名、職務経験の概要、業務上注力した点とその成果、 業務を通じて培ったスキル・ノ

ウハウ、そのスキルを活かして今後挑戦したいこと など。

②   これまでの仕事について教えてください。

自分の職歴を伝えるだけでなく、転職先でその職歴を生かせることをアピールすることがポイント。

③   転職理由を教えてください。

志望動機と一貫性ある理由を書き、前向きな転職をアピールするのが基本。

④   当社の志望動機は?

1この会社に興味を抱いたきっかけ。
2 会社についてどのように思ったか。
3 なぜ、この会社で働きたいのか、なぜその企業でなければならないのか。

この3つを軸とします。

⑤   長所と短所を教えてください。

自分のことを客観的に見た回答をし、短所を話す時もネガティブになりすぎず、改善していく余地、あるいは長所に繋がる点をあげるのがポイント。

⑥   最後に質問があればどうぞ

実は面接でもかなり大切な項目なので、いくつか考えておきましょう。具体的に仕事の中身を聞くことが、やる気を見せることに繋がります。

藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師

経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員

コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、”コツ”をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。

最後に

アイザックではJAL、ANAをはじめ、客室乗務員、空港グランドスタッフにこれまで2,400名の合格実績があります。少しでもCA、地上職に興味をお持ちでしたら、まずは無料の個別相談会、レッスン見学に参加してみてはいかがでしょうか?