なぜ文系女子の就職企業ランキングで客室乗務員が人気なのか?マイナビ2018就職企業ランキングの文系女子ランキングでANAが1位、JALが2位になりました。
第1位 | 全日本空輸(ANA) |
第2位 | 日本航空(JAL) |
第3位 | JTBグループ |
過去に何百名もの文系女子の就活生をみた結果、「感情豊かに話すのは上手」という傾向があると分かりました。
文系女子には上記の内2つのサービス精神とコミュニケーション能力が期待されます。具体的なサービスとしては、飛行機の離陸後に飲み物や食事、毛布などを乗客に提供するサービス、コミュニケーション能力としては、外国人の乗客にも対応する為、英語力が必須です。
海外を沢山見て、現地の文化や様々な人に触れ、世界での新しい発見があります。と同時に、日本の文化を再発見することができます。
飛行機を1機飛ばすまでには、実に沢山のスタッフが関わる中でもCAは、直接お客様と接することができるフロントラインにいます。お客様の反応をダイレクトに感じることができる、とても魅力のある仕事だと思います。
国際線では日系、外資共に外国人クルーと一緒に飛ぶエアラインも多く、お客様とだけではなく、チームの中でも英語でコミュニケーションをとりながら働ける楽しみがあります。
また、英語は仕事(機内)だけで使えるのではなく、プライベート(ステイ先)でも使えるので、楽しみの幅が広がります。
客室乗務員は「人から見られる仕事」です。大型機で国内を3本乗務すると、一日で約1000人のお客さまと接することになります。これだけ多くの出会いの中で仕事をしているから、美意識が高く保たれるからかもしれません。
空港内を制服で歩けば、お客さまから視線が投げかけられます。見られるからには、歩き方、表情、荷物の持ち方さえも気が抜けないので、程良い緊張感が、美容に功を奏しているのでしょう。
また「内面外面ともに美しい先輩が多い」ということも、恵まれた職場だと思います。先輩には、お仕事は勿論のこと、美容に関して、お料理に関してなど、私生活全般にわたって様々なことを教わりました。美容ライタ―斎藤薫さんの言葉にも「綺麗はうつる」とあります。無意識レベルでも先輩達から沢山刺激を受けているのだと思います。
そのほか、現役のCAに聞いてみますと「親しみやすく尊敬できる先輩がいる」、「“制服マジック”でたくさんのお客様にこちらから話しかけることができる」などの・語学、習い事、運動などポジティブに活動する人が多い
制服が最大の人気の一つだと言えます。デザインは有名なデザイナーによることが多いです。制服のデザインによって、どの航空会社が好きになるかの一因になる程です。
「制服マジック」という言葉もあり、気軽に声をかけることができます。制服マジックのおかげで、よりお客様とのコミュニケーションが円滑になります。
EF券(Employee FreeTicket, エンプロイー・フリーチケット)と言って、航空会社の社員に福利厚生の一環として付与される優待航空券がもらえる企業があります。
EF券は企業によっては本人だけでなく、家族や近親者も使用できるので、客室乗務員になる上で非常に人気が高い福利厚生のひとつです。休みを利用して海外旅行!という夢のような生活が楽しめます。
採用試験の面接では、コミュニケーション力や謙虚さなどの人柄・マナーが問われます。
また、JALやANAなどの大手航空会社や外資系エアラインでは、TOEIC®L&Rテストのスコアの提出や英語面接があり、高い英語力が問われます。
2020年の東京オリンピック開催を控え、今後その需要が高まることが予想されるキャビンアテンダント。大手航空会社では、採用数を増やしているところもあります。お客様の快適な空の旅を演出する、魅力あふれるCAを、ぜひ目指してみませんか?
採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。