これまで航空業界に約3,000名以上、ANA客室乗務員600名以上※の合格のお手伝いをさせて頂いた、アイザックのノウハウを踏まえて、2020年卒の合格対策についてお伝えいたします。
※2019年時点での合格者数です。最新の合格実績はこちら
2020年の東京オリンピックを見据え、羽田を拠点にした国内線・国際線のネットワーク展開を図っていくため、特に新卒はここ数年で500名以上の募集が続いています。2020年の新卒募集は500名程度。引き続き大量採用で、ANA CA希望の学生にとって、ビッグチャンスが続いています。近年は、採用人数が多いこともあり、面接を数回に分けて面接が行われており、合格の連絡も順番に出ています。
■卒業・修了とは、以下の取得を指します。
①専門士号(Diploma)
②短期大学士号(Associate degree)
③準学士号(Associate)
④学士号(Bachelor’s degree相当)
⑤修士号(Master’s degree相当)
⑥博士号(Doctor’s degree相当)
■裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。
■航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・腰椎等に支障がないこと。
■東京国際空港(羽田空港)と成田国際空港に公共交通機関を利用し120分以内で通勤可能な場所に居住または居住予定の方。
■TOEIC600点程度以上の英語力を有する方。
■入社までにパスポート取得が可能な方。(国籍は問いません)
(参考サイト:ANA RECRUITMENT
https://www.ana.co.jp/group/recruit/ana-recruit/newgrads/ca/employment.html)
1.プレエントリー
ANAホームページの「エントリー」から、まずプレエントリーを行います。
2.職種エントリー
客室乗務員職へのエントリーは5つのステップを全て行って完了になります。
①エントリーシート基本情報登録
「ANA Recruiting My Page」にログインした後、「職種エントリー」ページから客室乗務職にエントリーします。
その後、「ANA客室乗務職Recruiting My Page」のメニューより「エントリーシート基本情報登録」を選択し、必要事項を入力。
②エントリーシート提出(WEB)
「ANA客室乗務職Recruiting My Page」のメニューより「エントリーシート」を選択し、必要事項を入力し、WEB上に提出します。
③自己紹介動画提出
「ANA客室乗務職Recruiting My Page」のメニューより「自己紹介動画」を選択し、自己紹介動画をアップロードします。
④学力検査受検
「ANA客室乗務職Recruiting My Page」に送られる案内に沿って受検します。
⑤英語試験受験
「ANA客室乗務職Recruiting My Page」に送られる案内に沿って受検します。
TOEIC600点もしくはGTEC260点以上の英語証票を、1次選考会場に持参すれば、英語試験は免除されます。
英語試験の免除に必要な証票の詳細については、「ANA客室乗務職Recruiting My Page」にお送りする英語試験受験方法の案内を確認してください。
3.エントリー受付と締め切り
【エントリー開始】
2019年3月1日(金)
【エントリー締め切り】
エントリーシート基本情報登録 2019年4月11日(木)17:00
エントリーシート提出(WEB)2019年4月11日(木)17:00
自己紹介動画提出 2019年4月11日(木)17:00
学力検査受検並びに英語試験受験 2019年4月18日(木)
それぞれの応募資格を満たす場合、他職種との併願も可能です。
ただし、募集要項・エントリー方法・選考ステップがそれぞれ異なりますので、必ずご確認ください。
※1つでも未実施のステップがあるとエントリーが完了になりませんので十分にご注意してください。
エントリー完了者を対象に書類選考を実施。
選考の結果は「ANA客室乗務職Recruiting My Page」で連絡がきます。
6月以降、順次実施。(面接・身体検査など)
※詳細はANA 客室乗務職 Recruiting My Pageにて連絡。
【7月選考の実施について】
上記日程で選考に参加出来ない「海外留学生」および「教育実習生」の内、希望者を対象に「7月選考」を実施。下記内容を確認の上、希望される方はエントリーシート基本情報入力より知らせること。
エントリーシート基本情報登録、エントリーシート提出(WEB)、自己紹介動画提出の締め切りは6月選考と同様です。選考は6月もしくは7月のどちらか一方のみ。
選考時期(6月・7月)は日程の違いのみであり、選考基準等に差はありません。
エントリーシート基本情報登録 2019年4月11日(木)17:00
エントリーシート提出(WEB) 2019年4月11日(木)17:00
自己紹介動画提出 2019年4月11日(木)17:00
学力検査受検並びに英語試験受験 2019年6月25日(火)
(参考サイト:ANA RECRUITMENT
https://www.ana.co.jp/group/recruit/ana-recruit/newgrads/ca/step.html)
<雇用形態>
長期雇用社員(正社員)
<勤務地・ベース>
東京(羽田)
<入社日>
2020年4月以降、順次会社の指定する時期
<給与(2018年度)>
院卒 月額188,221円(職務調整手当30,000円を含む、別途諸手当あり)
試用期間中は本給157,402円(別途諸手当あり)
大卒 月額180,319円(職務調整手当30,000円を含む、別途諸手当あり)
試用期間中は本給149,500円(別途諸手当あり)
短大・高専・専門卒 月額172,582円(職務調整手当30,000円を含む、別途諸手当あり試用期間中は141,598円(別途諸手当あり)
上記に加え、乗務時間に応じた手当あり
<諸手当>
家族手当、住宅手当、深夜労働手当、土日出勤手当、乗務手当、職務手当など
<昇給>
年1回(4月)
<賞与>
年2回(夏・冬) ※2018年度実績
<通勤補助費>
当社規程により支給
<勤務>
乗務便に応じたシフト勤務(変形労働時間制)。1ヵ月を平均して週40時間以内で設定。
・土・日・祝日勤務あり。
・早朝・深夜・宿泊を伴う勤務あり。
<休日・休暇>
月間10日程度(年間126日)。
年次有給休暇、リフレッシュ休暇、懐妊・育児休職など、各種休暇・休職制度あり
<教育・研修>
専門訓練、階層別研修、自己啓発プログラム(オープンセミナー・通信教育)あり
<採用人数>
500名程度
(参考サイト:ANA RECRUITMENT
https://www.ana.co.jp/group/recruit/ana-recruit/newgrads/ca/employment.html)
TOEIC®L&Rテストで600点以上を必ず取りましょう。なぜなら、応募資格に「TOEIC600点程度以上の英語力を有する方」と記載されているからです。
ANAが志望者に対して、高い語学力を求めることを当然のことと言えます。2018採用以降は1年目から国際線に移行することもあり、英語力を求められます。
2014年3月から羽田空港の国際線発着枠拡大に伴い、ANAが11往復分発着枠が増え、英国、フランス、中国、シンガポール、タイ、ドイツ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、カナダへの路線拡大をしています。加えて、ANAは2020年の東京オリンピックオフィシャルエアラインパートナーでもあり、また世界のリーディングエアライングループを目指している企業でもあります。
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1.でも述べましたが近年のANAの国際線の路線拡大は目覚ましく、ネットワークがどんどん広がっているANAでは、客室乗務員の国際線移行も早まっているようです。国際線でメインで乗務することが多くなると、国際線はフライト時間が長いため、体力と精神力が必要です。そのため、例えば運動系の部活に所属し、体力増進に努めたり、厳しい練習に耐え抜くことで精神力を鍛えたりすることは、実際に乗務をするようになってからも活きていくでしょう。部活に入るのが難しい場合でも、自分自身で時間を作ってマラソンや山登りなどを行い体力づくりに努めるほうがよいと思われます。
健康診断については、ANAに限ったことではありませんが、自社の検査施設でしっかりとした身体検査が行われます。特に特徴的なのは、インピーダンスに始まる耳鼻科関連、腰・背骨のレントゲンです。耳鼻科や背骨・腰の整形外科に不安がある人は予め自分自身で病院に行って検査を受けておくとよいでしょう。
尚、健康診断には再検査もあるため、過度に不安がる必要はありません。
日本のおもてなし、ANAのおもてなしを機内で体現し世界へ発信していくのがANAの客室乗務員に求められる力です。
そのため面接では、接客経験や人との関わりのエピソードから、心根のやさしさやお客様に対する考え方を深く問われてきます。
こういった質問が来た時に面接官にどのような人物かを知ってもらうため、可能であれば、アルバイトなどで人と関わる仕事を経験しておかれることをお勧めいたします。仕事の職種は問いませんが、日頃からお客様と接する際に自分自身がどのような心掛けで接客しているのかは面接前に自分の言葉で話せるようにまとめておくといいでしょう。
そのためエアラインスクールでは接客のプロからのお話しを聞く事でよりホスピタリティ精神を磨けるようになる授業をしています。
ANAでは「TEAM ANA」として、職種の垣根を越え協力し合って一機の飛行機を飛ばせている強いチームスピリッツをANAの社員一人ひとりがしっかりと持って勤務しています。そのためには、メンバーと共に物事をやり遂げるチームワーク力は欠かせない能力です。面接においてもチームワーク力を問われる質問が頻出していますので、クラブやアルバイトでどのようにチームで円滑に結果が出せるように動いているのか日頃から意識して過ごしましょう。
ANAはダイバーシティ&インクルージョンを掲げて、多様性を大切にしている会社です。実際、採用でもそれぞれのよいところを見つけてくださる傾向があります。
本当にANAのCAになりたいと思っているのでしたら 、自分の持っている強みをしっかりと”どのようにANAにいかせるか?”をしっかり深めて伝えることができれば合格に近づけることができると思います。
就活をしていると困難に遭遇するのは当たり前です。そのときに”なぜCAになりたいのか”ということを考えて、その深い部分までしっかり掘り下げてブレない軸を持っていれば、困難も乗り越えられます。そして最終的に面接試験でも面接官にその想いが伝わります。
2020年の東京オリンピックに向けて、採用を積極的に行っているANA CA(客室乗務員)!ANAの客室乗務員になる夢を、夢で終わらせず、実現に向けて行動し、夢を叶えましょう!
<免責事項>
採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。