~「空」で働く近道になる2つのポイント~
実は、JALとANAの両方に合格しているダブル合格者は、エアライン業界以外の業種や企業を受験している割合が高いです。 他の業種や企業に目を向けることは、視野を広くすることに繋がり、志望動機を深め、やりたいことを見つける手助けになります。経験、場数を踏むことで見えてくるものが多いので、エアラインのみに絞らず、他の業種や企業も受けてみることをお勧めします。
客室乗務員を目指す生徒さんの中には、幼い頃からの夢や憧れがあり、JALとANAしか受けないという人が多くいます。しかし、現状は、3社、4社を経験している客室乗務員がほとんどで、JAL、ANAの採用がなくなったからといって絶望的になる必要はまったくありません。例え就職活動が振るわなくとも、一般企業や他の航空会社から転職して、客室乗務員になることは可能です。大手ばかりを見ずとも、独立系エアラインやLCCで経験を積み上げることができます。
何十社も経験している必要はないですが、転職の理由や自分のスキル、経験をしっかりアピールすることができれば、航空業界内の転職は難しいことではありません。むしろ、さまざまな経験をフルに生かせるので、転職が有利に働き、大手で客室乗務員として働くことができるようになります。
生徒さんの中には、客室乗務員の採用だけ受験してグランドスタッフは受験しないという人もいます。グランドスタッフは、空港内でチェックインや飛行機への搭乗業務を担当したり、その他ケアが必要なお客様をサポートしたりする仕事です。客室乗務員とは異なる業務で採用も別に行いますが、グランドスタッフから客室乗務員に転職する方も多くいらっしゃいますよ!
社内公募ということでグループ内で客室乗務員を募集することもあります。JALやANAのグループ会社でも、一般の応募とは別にグループ内での募集があるので、客室乗務員になるチャンスはあります!
実際にコロナ禍の2020年10月に、ZIPAIRがJALグループ全社員を対象に、客室乗務員約100人を募集することが発表されました。コロナウイルスの影響で苦境に立たされているエアライン業界の中でも、ZIPAIRは将来を見据えて路線を拡大すべく準備を進めています。また、現在ZIPAIRは中型機を2機保有していますが、2021年度中にはさらに2機追加することが決まっています。ZIPAIRのように積極的な姿勢を見せる航空会社が今後も増えていくかもしれませんね。
コロナ禍であっても、グループ会社や独立系エアラインなど、国内には採用を続けている航空会社もあります。募集人数は以前と比べると少なくなることが予想されますが、客室乗務員になるという夢を叶えるため、早めの対策をしていけたらいいですね。ぜひ自分自身の可能性を狭めずに、視野を広く持って採用試験に臨みましょう!
アイザックエアラインスクールでは、元CAの講師陣が、皆さんの夢を叶えるお手伝いをしています。コロナ禍の大変な今だからこそ、講師や仲間と励ましあい、切磋琢磨しながら、客室乗務員の夢を一緒に叶えていきましょう。
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