「文系女子」の皆さん、就職活動でどこの業界、会社を受けるか迷っていませんか?
文系出身だからこそできる仕事は? やりがいを感じて働ける職種は何か? など、悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、この記事では文系女子に人気の企業ランキングや、その業界の魅力を紹介します。また、これまで3,000名以上の就活のお手伝いをさせて頂いたアイザックが、絶対に後悔しない文系女子の就職活動についてもお伝えしますので、ぜひ就職活動の参考にしてください!
「文系女子」とは、文学、経済学、政治学、経営学、商学、法学、社会科学、教育学などの文系といわれる、主に人間の活動に重点をおく学問を学んでいる女学生を指します。
また、内面的な「文系女子」の特徴として、感受性や表現力が豊かで、幅広い知識が豊富という点が挙げられます。文系女子というと、本が好きというイメージを持たれがちですが、文学だけでなく、音楽や芸術、アニメや漫画などのサブカルチャーなど、好きな分野の知識をとことん掘り下げる傾向があるので、豊富な知識を持っています。人の内面を表現した分野に興味を持ち、精通していることもあり、感受性やボキャブラリーが豊富で、コミュニケーション能力が高い方も多くいらっしゃいます。
「何をやりたいのか分からない」
「やりたい仕事が見つからない」
「どうすればいいか分からない」
「文系出身の自分の強みが分からない」
「キャリアより結婚の方に意識が向いている」
上記の悩みに加えて「育児や出産」、「男性の多い職場の不安」など、男女間での就職の有利不利について心配している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際、現役の就活生に悩みを質問してみると「例えば、就活中にIT企業に行きたくなったら、理系の人たちと対等に見てもらえるのかなど、文系女子としてどのように強みが見せられるか心配」という声があります。
文系で学んできた学問を就職に活かすのは難しいのでは、という不安もあるかと思います。技術面や学問の研究結果などを大学生の内に得ている理系に比べると、文系は就活の利点が低く、不利だと思われがちです。しかし、文系の大学生には目に見えない内面的なスキルが養われています。
就活の際に重要な3つのポイントとして、コミュニケーション能力、サービス精神、体力が挙げられます。文系女子は特に、コミュニケーション能力とサービス精神が培われている方が多くいらっしゃいます。なぜなら、文系自体が人間の活動に重点をおく学問だからです。
アイザックは過去に何百名もの文系女子の就活生をみてきましたが、「感情豊かに話すことが上手い学生が多い」という傾向がありました。文系には文系ならではの特徴があり、終活に役立つ内面的スキルもあります。就活は不利だと思い込まず、文系女子としての強みを見つけて堂々と就活に臨んでください!
就活の重要ポイントを抑えている文系女子に人気の就職先はどこなのか、ランキングTOP10を紹介します。
文系女子の就職人気ランキング(2021年度版)
順位 | 社名 |
1 | JTBグループ |
2 | 全日本空輸(ANA) |
3 | 東京海上自動火災保険 |
4 | ソニー |
5 | 日本航空(JAL) |
6 | 味の素 |
7 | 伊藤忠商事 |
8 | コナミグループ |
9 | ソニーミュージックグループ |
10 | アサヒビール |
(※就職情報サイト「マイナビ2021」より)
2020年5月の東洋経済オンライン「就職人気ランキング(2021年卒・前半)女子学生版」では、4年連続で1位全日本空輸(ANA)、5位日本航空(JAL)、7位ANAエアポートサービスと、TOP10にエアライン業界の3社がランクインしており、エアラインの人気が高いことが分かります。
ただ、日本航空は昨年まで2年連続2位だったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、海外渡航が禁止されたことでエアライン業界へのダメージが大きかったこともあり、ランキングが下がったのではと予想されます。また、日本航空、全日本空輸共にグループ各社の新卒採用を一時中断し、両社とも採用再開の見通しは立っていないとしています。(2020年6月現在)
エアライン業界以外にも、上記のランキングでJTBグループが1位のことから分かるように、トラベル業界も人気があります。また、上記のランキングと東洋経済オンラインのランキング共に上位に入っているのが、伊藤忠商事。その他にも、ソニーミュージックグループや、博報堂、大日本印刷、集英社などのメディア関係の人気も高いようです。
メディア業界
・自分の意見や考えを発信したい
・新しいものやことが好き
メディア業界は大きく、広告、出版、新聞、テレビ の4つに分かれます。現在では幅が広がり、音楽や映像、WEBの分野もメディアに該当します。様々な分野の豊富な知識がある文系女子に人気の高いメディア業界。倍率が高いことと、求められるものが多いということもあり、選考の難易度が高いとされています。ただ、応募の条件に特に決められた資格はなく、業界の幅が広いので就活に挑戦しやすいといえます。
金融業界
こんな方におすすめ!
・信頼関係が築ける仕事がしたい
・好奇心旺盛で積極的に学びたい
・正確に丁寧な仕事をしたい
ランキング上位に入っていた伊藤忠商事の事業のひとつでもある金融業界も、文系女子に人気があります。金融業界の魅力は、若いうちから金融全般、保険、証券などの知識や実務力が身についたり、様々な業種の経営層に近い人との関わりをつくれたりすることです。キャリアも総合職、地方総合職、営業、窓口、企画、審査などの一般職など様々な選択が可能です。
また、人材育成に手厚く、グローバル人材を育てるという観点で、企業によっては、国内外の大学院への留学費用を企業が負担して留学できる制度を設けています。ビジネススクール(経営大学院)でのMBA(経営学修士)、ロースクール(法律大学院)でLLM(法学修士)、国際関係・国際政治を学ぶケースもあります。そのほか、短期中期での英語などの語学研修、海外トレーニーとして現地で学んでくるケースもあります。
トラベル
こんな方におすすめ!
・接客が好き
・旅先の情報はもちろん幅広い知識を身につけたい
・計画を立てるのが好き
旅行業界は、モノではなくお客様と旅行の楽しさ、喜びを共有できる魅力があります。また、現地、エアラインなどお客様以外にもたくさんの人とのつながりが持てます。自分の興味のなかった場所も知る機会が多々あり、新たな魅力知れます。HISは女性採用数ベストランキングにも入るほど、女性の社員数が多く、女性が働きやすい環境と言えます。
エアライン
こんな方におすすめ!
・人と接するのが大好き
・世界各地を飛び回りたい
・飛行機に関わる仕事がしたい
エアラインの中でも特に文系女子に人気なのが客室乗務員(CA キャビンアテンダント)です。機内で乗客であるお客さまの安全を守る「保安要員」としての役割と、お客さまが快適に飛行機を利用できるようサービスを提供する「接客要員」の2つの役割を持ちます。CAの代表的な魅力は「世界を旅できる」、「得意な英語や外国語をいかした仕事ができる」、「洗練された国際的な教養やマナーが身につく」、「フリーデイも仕事日に換算される」、「本人及び家族向けに優待航空券がもらえる」「女性が働きやすい」などがあげられます。
文系女子にとって、エアライン、トラベルが人気の理由の一つが、世界各地を飛び回れる仕事だからです。日本人だけでなく、外国人と接することができ、特に外国語学部の人は得意な外国語を活かすことができます。
また、接客業なので、コミュニケーション能力、サービス精神が求められ、文系女子に向いている仕事といえるのではないでしょうか。
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現在は新型コロナウイルスの影響で、エアライン、トラベル業界の先行きが不透明な状況ではありますが、いつ採用が再開されてもいいように、今から就活対策を行い、万全の準備を整えておくことをお勧めします。情報を集めたり、エントリーシートの書き方や面接対策など、アイザックエアラインスクールのベテラン講師と一緒に就活に必要な準備をしていきませんか?
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