客室乗務員(CA)を志望される高校生や大学生、社会人の方から「高卒や専門学校卒でも受験できますか?学歴は、重要ですか?どの大学に行っているとCAになりやすいですか?」という質問をいただくことがたびたびあります。
特に、将来、客室乗務員になりたいと思っている高校3年生にとって、高卒でキャビンアテンダントを目指すのか、エアラインの専門学校に行くのか、短大・大学に行くのか、どこに行ったら良いか等、大変迷うところだと思います。
まずは、高校3年生にとって、進学は、どうするべきなのか、また、学歴は、どのくらい重要なのか?
エアライン専門学校に行くのと、短大・大学に進学するのとどうしたらよいか など、
あくまで参考レベルですが、これまで3,000名以上の客室乗務員をはじめ航空業界の合格をお手伝いさせて頂いた、アイザックの経験※を踏まえてお伝えいたします。
※2019年度時点の実績です。最新の実績はこちら
では、高卒で受験できる航空会社は、実際どのくらいあるのでしょうか?
以下に記載させていただきますが、詳細につきましては、各航空会社の採用ページにてご確認くださいね。
各航空会社の募集要項の学歴についての部分のみ記載しています。(2019年12月時点)
-国内エアライン-
J-AIR
日本エアコミューター
北海道エアシステム
スターフライヤー
フジドリームエアラインズ
天草エアライン
-外資エアライン-
イベリア航空
エティハド航空(ただし入社までに21歳以上であること)
エミレーツ航空(ただし応募時で21歳以上であること)
カタール航空
カンタス航空
キャセイドラゴン航空
フィンエアー
香港ドラゴン航空
ルフトハンザドイツ航空
-LCC-
春秋航空日本
ベトジェット
エアアジアジャパン
上記に加えて以下になります。
ご覧の通り、日系の大手航空会社(JAL、ANA)などは、専門学校卒から受験できるようになります。
-国内エアライン-
ANA
JAL
ANAウィングス
日本トランスオーシャン航空
琉球エアコミューター
AIR DO
ソラシドエア
Peach Aviation
-外資エアライン-
エバー航空
ガルーダ・インドネシア航空
大韓航空
チャイナエアライン
中国南方航空
フィリピン航空
フィンエアー
マカオ航空
上記全てに加えて以下になります。
-国内エアライン-
IBEXエアラインズ
-外資エアライン-
アシアナ航空
KLMオランダ航空(21歳以上)
シンガポール航空
スイスインターナショナルエアラインズ
スカンジナビア航空
スクート(シンガポール)
中国国際航空
上記全てに加えて以下になります。
-外資エアライン-
タイ国際航空
ベトナム航空
香港航空
マレーシア航空
ジェットスター・ジャパン(20歳以上)
高卒・専門学校卒・短大・大学卒以上で受験できる航空会社を掲載させていただきましたが、
高卒より専門学校卒、専門学校卒→短大卒→大学卒以上と、大学卒以上になると受験できる航空会社の方が
圧倒的に多くなり、受験できる幅が広がりますので、たくさん受けられるので、合格もしやすくなります。
特に外資系エアラインは、国によって、短大卒や大学卒以上でないと、ビザがおりないという条件がある場合があり、大学卒などが必須になることがあります。
そのため、高校生で進学をどうしようか考えていらっしゃる方には、できるだけ短大や大学への進学をおすすめしています。
また、社会人になってから、最終学歴が高卒だけれども、例えばANAやJALを受験したいなど専門学校卒
以上の条件が必要な方の場合には、最終的には本人がどのような道を選択されるかによりますが、
専門学校または短大(大学)の資格がとれるような学校にいかれるか、通信で短大(大学)資格を取得される
などの道もあります。
ちなみに、アイザックエアラインスクールは、短大や大学などに通いながらまたはお仕事をしながら通っていただく、いわばダブルスクールができるエアライン受験対策のスクールです。
短大・大学の就職活動に合わせて、通っていただき、最短で内定を目指すことができ、
社会人の方には、お仕事をしながら通っていただくことが多いですが、エアライン受験に必要なことを
ぎゅっと凝縮し、あっという間に内定できるようなカリキュラムが組まれています!
(社会人の皆様は、お忙しいと思いますので、時間短縮が一番と考えています)
更に、短大・大学は、どこに通うと客室乗務員になりやすいですか?という質問をいただくこともあります。
どのように調べると良いかについてですが、その短大・大学の就職実績を調べていただき、
客室乗務員になっている人数が多い大学・短大や、具体的に自分がいきたい航空会社への内定実績の人数が多いところをおすすめします。
また、どこに通うかよりも、その短大・大学で何を学び、客室乗務員になった際に、どのように活かして
いきたいか?ということが最終的には、重要になってくると思います。そのため、短大・大学への進学を考える際には、この大学では、客室乗務員としてこのように活かしていけるのではないかという事を多く学ぶ事ができる、また、自分が希望する航空会社の客室乗務員になっている先輩がたくさんいるということが大切だと思います。
アイザックでは、アイザック生が内定した航空会社を、短大・大学別に、統計を出しています。
もし、どこの大学に行かれるか迷った場合には、まずは合格への第一歩、アイザックへ足を運んでみて下さいね。
採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。