2016年に、香港ドラゴンからブランド名をキャセイドラゴン航空へ変更。香港ドラゴンとしては1985年に設立され、当初はキャセイパシフィック航空の運航が少なかった中国本土への路線をメインとしていました。国際線進出後、1988年に日本に就航し、鹿児島⇔香港線を運航していましたが、1994年に運休。日本人客室乗務員を初めて採用したのは1990年で、それ以降新規路線の開拓や増便のたびに日本人客室乗務員を採用してきました。2006年にキャセイパシフィック航空の子会社となり、キャセイパシフィック航空が進出できなかった上海線等に進出することになりました。キャセイドラゴンとなって以降、香港から14ヶ国へ就航し、日本は、羽田⇔香港、福岡⇔香港、那覇⇔香港の計3路線に就航しています。
<応募資格>
① 高等教育を受けた方または等しい資格を持ちの方 (2014年3月新卒者も応募可)
② つま先立ちで208cmの高さに手の届く方
③ TOEIC600点程度以上の英語力を有する方
日本語と英語ともに堪能、その他アジアの言語に精通している方尚可
④ ホスピタリティ又はサービス業経験者尚可
<勤務地>
香港ベース
① 書類選考
② 英語筆記試験
③ 1次試験:個人面接(英語、日本語)
④ 2次試験:個人面接(英語)
⑤ 健康診断
キャセイドラゴンとなってからはまだ日本人CAの採用はありませんが、香港ドラゴン航空での採用の際は、1次試験は英語による個人面接と日本語による個人面接で、2010年の採用試験では1対1で行われ、それぞれ15分と5分でした。2次試験は受験者1名に対し、面接官が3名の個人面接で、全て英語で行われました。英語力と同時に、笑顔で明るく返答し、物を頼みやすい雰囲気であるかどうかが見られています。また、香港がベースなので、日本人にとって外国となる地で十分やっていける体力や精神力も必要です。面接の際にしっかりと自己アピールをすることが大切です。
キャセイドラゴンの日本人CAに合格するための5つの秘訣と、面接で注意すべき3つのポイントを紹介します。
<合格するための5つの秘訣>
1.英語力を身につけること!
外資系のエアラインには必須の英語力。流ちょうに話せることができれば印象はいいでしょう。TOEICの点数も高ければ高いほどいいのでTOEIC対策もしておく必要があります。グループ面接の際、英語で応答する場面もあることが予想されるので、日本語だけでなく英語で応答できるよう入念に面接準備をしておくことが大切です。
2.体力づくりをしておくこと!
客室乗務員は、国際線では長時間のフライトを任せられることもあるため、体力と精神力が必要です。日頃からジョギングをするなど、体力づくりをしておくことをおすすめします。
3.日頃から食生活に気を付けること!
健康診断でひっかからないよう、日頃から食生活に気を付け、規則正しい生活を送りましょう。また、忘れがちなのが耳掃除です。客室乗務員の健康診断は耳鼻の検査もあるので、健康診断を受ける際には掃除も忘れずにしていきましょう。
4.接客適性が認められるエピソードを準備しておくこと!
接客の適性があるかどうかも重要です。面接では面接官との何気ないやり取りの中から、接客経験や人との関りのエピソードから、接客適性があるかどうかを見極めています。今まで何気なく過ごしていた日常を見つめ直し、自分がどのように人と関わってきているのか、接客経験をされている方は、お客様に喜んで頂けるようにどのようなことができるのかを考えて行動し、お客様に喜んで頂けたのかなど、エピソードを書き留めておくとよいでしょう。
5.コミュニケーション力を磨くこと!
コミュニケーション能力は、接客業では欠かせない能力です。接客要員と同時に重要な保安要員としても、コミュニケーション力は欠かせません。そのため、グループディスカッション、面接などを通してコミュニケーション力があるのかどうかを確認します。コミュニケーションの取り方も、磨けば確実に身についていきます。ただし、人と人とのやり取りのため、ひとりでは対策することもなかなかできないため、トレーニングできるスクールなどはおすすめです。
<面接で注意すべき3つのポイント>
① 入室時の挨拶が大切!
面接官はお客様の目線になって受験者の「第一印象」をチェックしています。面接室のドアを開けて「失礼致します」と挨拶をする数秒間が大切です。明るいオーラをまとっている方はイメージに残ります。お客様に接するような心持で明るく挨拶をするようこころがけましょう。
② 目を合わせて信頼感を構築する!
挨拶をする際に目を合わせることは何よりも大切です。お辞儀をする前に「宜しくお願い致します」という気持ちを視線で伝えましょう。お辞儀をした後は再度相手と視線を合わせて心の中で「お願い致します」と唱えながら笑顔を交わしてみて下さい。数秒の間に信頼感が構築されるのです。
③ アイコンタクトで会話をする!
仕事で重要なことのひとつが「目で会話をすること」です。アイコンタクトに自分の気持ちを込めて相手に伝えるようにしましょう。また、相手との会話が終わる際にすぐ目線そらさず、目を合わせて目礼をすることで面接官が抱く印象は変わります。実際に仕事の際でも、アイコンタクトを大切にすることで動作に心を込めることができるのです。
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採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
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