AIR JAPAN(AJX)はANAグループの中で主にアジア、リゾート(ホノルル)路線の国際線を運行している航空会社です。CAは経験者のみを採用しているため、ANA内他社や日経他社、また外資系航空会社など世界中の航空会社で経験を積んだCAが集まっています。
B767型機のみでの運行、ベースは成田のみです。今後はB787型機が導入される計画もあり、路線拡大も期待されています。AJXでは2010年よりCAの人員拡大に向けて毎年採用を行っていますので、多くの方にチャンスが開かれた魅力的な航空会社です。
書類選考
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1次選考
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2次選考
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内定連絡
経験者のみの採用ということは、応募者全員が他社航空会社で1度は内定を得た人です。また、国際線のみの乗務で日本ベースはCA経験者にとって大きな魅力のひとつです。その為AJXの書類選考は毎年倍率が高いので、まずはANAグループとAJXの企業研究をしっかりおこなって、書類作成をしましょう。
1次選考では、まず入り口で書類の提出を行います。AJX,ANAグループでは、この書類提出がその後の選考に大きく響きます。1stimpression=第1印象を見ているからです。ただの書類提出と思わず、第一印象の良さを発揮してください。
その後、会社説明会、グループ面接(ディベートのことが多い)がおこなわれます。グループ面接は3~5名一組で面接室に入り、簡単な自己紹介を1名ずつ行い、次にディベート方式でのディスカッションを行います。
2次選考は役員面接と、健康診断です。管理職以上の役員2名に対して受験生1名で行います。面接内容は人によって様々なようで、前社についての質問や、人によっては圧迫面接もあったりするようです。
AJXのホームページに掲載されている採用試験の流れには筆記試験が明記されていませんが、2次選考以降に筆記試験があります。応募総数等によって変動があるようですが、突然の筆記試験がおこなわれてもいいように、事前にSPIや時事問題、英語筆記等の勉強をされておくことをおすすめします。試験問題はANAと同じものですので、ANAの過去問題等を参考にされるといいでしょう。
高い英語力、語学力を持っている方はとても有利です。ANAグループでは2020年の東京オリンピックに向けての準備、計画がすでに始まっています。CAの語学力向上やTOEICのスコアアップに積極的に取り組んでいます。
また、AJXは外資系出身のCAも多く、中東や欧州エアライン出身者は高い英語力、アジア系エアライン出身者は韓国語や中国語など、その他の語学スキルを持ったCAも多くいます。語学スキルは非常に重視されていますので、TOEICのスコアアップ等をされておくといいでしょう。
それと同時に、「日本らしさ」「Japan Quality」もとても大切にされています。日本の航空会社として日本らしさ、日本のおもてなしをいかに感じていただけるかを重視していますので、丁寧で礼儀正しい日本語力、人物であることは非常に重要です。
AJXのみならずANAグループ全体に言えますが、親しみやすさは近年非常に重視されています。お客様が話しかけやすい、だれもが親しみやすさを感じる人を1st impressionや面接で発揮できるといいでしょう。
AJXは様々な航空会社経験者が集まった、まさにCAの宝箱のような会社です。ANAグループで日本のエアラインの一員として日本らしいおもてなし、サービスを提供しつつ、仲間のCAからは様々な航空会社で培ったスキルやアイディアを学ぶことができます。
経験者のみの採用のため、年齢層も幅広く採用されていますので、年齢で諦めることなく、ぜひチャレンジしてください。
現在はB76型機のみですが、今後はB787型機の導入も見込まれていますので、AJXで就航する路線拡大も期待されています。ご自身の経験をいかし、今後も活躍したい方には広く扉が開かれた航空会社です。
<免責事項>採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。