前身の中国民航は当初9社に分割され、のちに3社ずつが再統合されました。中国国際航空はその内の1社で、北京を拠点とする本体と、中国航空総公司と、成都を拠点としていた中国西南航空の3社が統合してできた航空会社です。中国国際航空はエアチャイナと親しまれ、中国唯一のナショナルフラッグを掲げることを許された航空会社であり、世界最大の航空ネットワークであるスターアライアンスのメンバーでもあります。スターアライアンス各社とコードシェアをすることで就航地を増やしています。
2005年までは日本人客室乗務員は7名程度で、ベースは北京でした。ところが、2005年11月に初めて自社ウェブサイトで日本人客室乗務員を公募し、23名が採用。同時にベースも東京に移されました。日本人客室乗務員乗務する路線は、日本と中国とを結ぶ24路線です。日中間のフライトはすべてANAとのコードシェア便となっています。
2017年も新卒・既卒共に中国国際航空客室乗務員の募集が出ました。これまで航空業界に約2,600名、ANA客室乗務員470名の合格のお手伝いをさせて頂いたノウハウを踏まえて、19卒・2017年度既卒の合格対策についてお伝えいたします。
<応募資格>
① 短期大学卒業以上の学歴を有していること
※大学等在籍中でも卒業単位取得済みで2018年2月~3月頃ご入社可能な方は応募可
② 20~30歳であること
③ 日本国籍であること
④ 身長が160cm以上あること
※身長及び体重をエントリーシートにご記入いただきます
⑤ 裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも0.5以上
⑥ 航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・脊髄等に異常がないこと。乗り物酔いしないこと。目立つ傷、痣等がないこと。
⑦ 英語または中国語でのコミュニケーション能力を有すること
⑧ 美しい日本語を話し、中国の文化・習慣に親しみを感じることができる方
⑨ 所作に品があり、美しい表情の方
⑩ 犯罪歴が無いこと
⑪ 3年以上有効な旅券を所持していること
⑫ 会社の指定する時期に入社が可能なこと(2018年2月~3月頃予定)
⑬ 羽田空港あるいは関西空港に公共交通機関を利用して通勤が可能であること
<勤務地>
羽田国際空港或いは関西国際空港(会社の指定に従っていただきます)
<応募方法>
初めに書類審査が実施されるので、以下の要領に従って必要な書類を提出すること。
1.エントリーシートを記入し、メールにて送信。
※送信データは、必ずEXCELデータのまま送信すること。(PDF等の変換データは不可。変換したデータを送られた際は審査から除外)また、ダウンロードしたEXCELの書式に変更を加えないこと。
2.メール送信後、次の書類・資料を準備し、締切期日までに郵送すること。
・記入済みエントリーシート(必ず顔写真を貼付)
・パスポートのカラーコピー(人定および有効期限が記載されているページ)
・英語および中国語の資格証明書コピー(資格がある場合のみ)
・全身写真1枚及び上半身写真1枚
<書類の送付及び問合せ先>
〒530-0001 大阪市北区梅田1丁目3-1 大阪駅前第一ビル3階
株式会社 A.R.T. 内 中国国際航空採用チーム
電話 06-6136-3162
※中国国際航空日本支社では、応募及び問合せを受け付けておりませんので、ご注意ください。
① 書類選考:エントリーシート、上半身写真、全身写真を郵送
② 1次審査:グループ面接、機内アナウンス朗読(日本語)、健康診断
審査会場:中国国際航空日本支社
※審査当日はパスポートの残存有効期限を確認させて頂きますので、パスポート(現物)をご持参ください。
※審査実施日時等の詳細は、書類審査通過者にのみメールで通知いたします。
1次審査を通過された方のみ、健康診断を受診。
※健康診断に関する詳細は、一次審査を通過された方に個別にメールでお知らせします。
※健康診断の受診費用は受験者の自己負担となりますので、ご注意ください。
③ 2次審査:グループ面接
審査会場:中国国際航空日本支社
2次審査には、パスポート、健康診断結果、終学歴証明書を持参すること
※現在、大学等在学中の方は、高校の卒業証明書および、在籍大学等の卒業見込証明書が必要となるので、
あらかじめご準備しておくこと。
※最終結果は、2次審査及び健康診断の結果を総合的に判断して選抜。
中国国際航空は、外資系エアラインでは珍しく英文履歴書は必要ありません。書類選考を通過すると、グループ面接に進みます。1次面接は日本支社スタッフによる日本語面接、2次面接の際には、中国本社からリクルートチームが来日して直接面接を行います。日本語、英語での質問と、中国語ができる人には中国語でも質問されることがあります。日本語の面接だけでなく、英語、中国語ができる場合は中国語の面接準備を早い段階から行う必要があります。
また、健康に対する意識が高い中国人は、中国人CAを採用する際は、肌のコンディション、歯並びなども接客適性と合わせて審査されるようです。日本人CAの面接では具体的に肌のコンディションまでチェックされることはありませんが、健康意識が高い人ほど印象に残るので、健康的な生活をして採用試験に備えることも大切です。
英語力を鍛えておくこと、その上で美しい日本語を使って面接の質問に答えられる準備をしておくことがポイントです。ここではグループ面接で注意すべき3つのポイントを紹介します。
① 「第一印象」が大切!
面接官はお客様の目線になって受験者の「第一印象」をチェックしています。面接室のドアを開けて「失礼致します」と挨拶をする数秒間が大切です。明るいオーラをまとっている方はイメージに残ります。お客様に接するような心持で明るく挨拶をするようこころがけましょう。
② 目を合わせて信頼感を構築する!
挨拶をする際に目を合わせることは何よりも大切です。お辞儀をする前に「宜しくお願い致します」という気持ちを視線で伝えましょう。お辞儀をした後は再度相手と視線を合わせて心の中で「お願い致します」と唱えながら笑顔を交わしてみて下さい。数秒の間に信頼感が構築されるのです。
③ アイコンタクトで会話をする!
仕事で重要なことのひとつが「目で会話をすること」です。アイコンタクトに自分の気持ちを込めて相手に伝えるようにしましょう。また、相手との会話が終わる際にすぐ目線そらさず、目を合わせて目礼をすることで面接官が抱く印象は変わります。実際に仕事の際でも、アイコンタクトを大切にすることで動作に心を込めることができるのです。
グループ面接を合格して最終選考の個人面接に進むと、これで結果が決まってしまうと焦って緊張しまうこともあるかもしれません。最後の個人面接で緊張しないためにも、以下の3つのことを意識しておくといいでしょう。
<1> 選考を進めてくださったことへの感謝の気持ちで臨むこと。
選考を進めに手下さったことへの感謝を伝えに来たと自分にミッションを与えることが面接で緊張しないことの秘訣です。「面接を受ける機会をいただけたこと」に感謝を伝えることに意識を集中させると肩の力が抜けて落ち着いて面接試験を乗り切ることができます。
<2> この場にいる方々と働くところを想像しながら楽しむこと。
この会社で働くことをイメージすることが大切です。採用会場でお目にかかる方々に、数か月後からお世話になるところを想像してください。実際に面接担当の方々の中には新人が所属する部署の方が多くいらっしゃいます。入社した後のことをワクワク想像しながら面接に臨んでみましょう。
<3> 準備は今すぐ始め、やりきること。
試験が近くなってきたら所作や受け答えの練習を始めればいいということではありません。日頃からこの仕事にふさわしい挨拶や言葉遣いなどを意識して、アイコンタクトを取る間を大切にし、視線に心を込めて周囲の人と接することをこころがけてください。また、とことん準備をやりきりましょう。ここまでやったんだから大丈夫だと思えるようになれば、焦らず、緊張しないで試験当日を迎えることができます。
「独学で合格できるか不安」
「エントリーシートの書き方や、面接試験が心配」
「スクールに通いたいけど忙しい」
「英語力に自信がない」
憧れの客室乗務員になるため日々努力はしているけれど、このような心配や不安、悩みを抱えていませんか? 悩みを解消して夢を叶えたい、そんな思いをアイザックが実現します。
アイザックではプロの講師が徹底サポートをして一緒に合格を目指します。8人までの個別指導レッスンで、エントリーシートの対策や面接時の受け答え、メイクアップなど、ひとりひとり合わせたサポートをしていきます。また、学業や仕事などで忙しい方でも、フレックスに対応しているので、自分の希望に合わせて好きな日時に自由に受講できます。
そして客室乗務員に必須な英語力も同時に身につけられるので、英語力に自信のない方でも大丈夫。TOEIC990点満点レベルの講が、それぞれの実力に合わせたレッスンでスコアアップを目指します。
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です! 一緒に頑張りましょう。
<免責事項>
採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。