客室乗務員の面接試験では日系でも日本航空は英会話面接があります。客室乗務員の英語上達、勉強法のリスニングについてお伝えいたします。
JALやANAの客室乗務員の技量をチェックする時に、飛行機を乗務した「滞空時間」がよく問題にされます。それはCAの信頼性と滞空時間が比例すると言われているからです。
英語の力をチェックする時も同じようなことが言えます。英語に触れる時間が多ければ多い程よいとされています。 聴くことだけでなく読むことも含まれます。しかし英会話というのは耳からの接触、つまり英語を沢山聞くということが特に大切です。
テレビのCMや、いま流行の歌などを知らず知らずの内に覚えてしまうという体験は誰でも持っている筈です。意識をして聞かなくともいつの間にか耳に入り覚えてしまったのです。英語にも同じことが言えます。
はじめは速くて、一つ一つの単語やその意味が分からなくとも、英語の流れや調子に慣れるだけでもそれ相応の効果があります。
よくある質問に「英語を聴いてもよくわからないのですが、それでも聴いているといいのですか」というのがあります。答えは、それでも聴くことです。理由はそれだけの効果があるからです。
英語の聴き方にも読書に精読と多読があるように精聴と多聴があります。精読は一つの教材や放送を何度も何度も聴き、一語一句逃さずに聞き取る練習をすることです。一方、多聴とは、個々の単語や語句にはとらわれず、とにかくどんどん英語を耳の中に流し込む方法です。
誰でもはじめは速く感じるものです。外資系航空会社のキャビンアテンダントの採用試験では水泳力をチェックする会社があります。水泳でも習い始めは水が顔にかかっただけで払いのけようとします。しかし、だんだん慣れてくるとそれが気にならなくなり、水にもぐったり、水の中で目を開ける事すらできるようになります。
「わからないからこそ、わかるようになるために聴く」と考えることが大切です。
How are you?
What's your hobby?
What did you do last weekend?
How did you come here today?
Tell me about your hometown.
Why do you want to become a cabin crew of JAL?
Where do you want to go in the future?
面接は一般的な質問や志望動機が聞かれます。自己紹介ができるようになる為にCDなどの音声付の自己紹介に関する書籍や、レッスンを受けて準備しましょう。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。
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