JALスカイは、新卒・既卒共に募集を出しており、アイザックエアラインスクールからは、毎年多くの生徒が内定しています。その経験を踏まえて、空港で働くグランドスタッフ、地上職の具体的な業務内容、採用情報、面接試験の合格対策についてお伝えいたします。
JALスカイは、主にグローバルフィールドコースとメインベースコース(旅客サービス部門)・メインベースコース(オペレーション部門)の2職種で募集を出しています。また、正社員と契約社員の募集があります。
グローバルフィールドコースは、初期の配属先は、旅客サービス・オペレーションのいずれかの部門となり、5年間程度でそれぞれの業務を担当し、その後、JALグループ国内外空港や間接業務等の経験を踏まえながら、将来的に国内外の空港や運航管理部門の中核としての活躍が期待されるコースとなります。
一方、メインベースコースは、基本的には、成田・羽田空港において旅客サービスおよびオペレーションの実務のプロを目指します。
JALスカイの業務内容は、大きく分けると、旅客サービス部門とオペレーション部門の2つに分かれます。
更に、旅客サービス部門の業務内容を細かくわけると、カウンター、トラフィック、デスク、手荷物サービス、ラウンジレセプションの5つの業務内容があります。
一方、オペレーション部門の業務内容は、オペレーションとロードコントロールの2つの業務に分かれます。
設立: 1982年9月
2009年10月 3社統合 JALスカイサービス株式会社、株式会社JALスカイ東京、株式会社JALウェイブの3社が統合し、株式会社JALスカイになりました。
JALスカイ経営目標
1. 世界一の基本品質の追求
2. 採算性(効率性)の追求
3. 空港運営を支える人財の育成・輩出
制服
2012年12月20日に、デザイナーの丸山啓太さんがデザインを手がけた新制服を発表しました。一目で「JALグループの社員」とわかるような統一性をイメージしたデザインで、社員の意見を取り入れながら、「美しいデザイン」「吟味された機能性」「おもてなしの心」を体現したようです。また、JALは、羽田空港にダイヤモンド・プレミアラウンジとサクララウンジを設けています。ここで受付や接客を行う場合には、白いジャケットとサクラ色のジャケットを着用して業務を行っています。
【職種】正社員
2コース3職種。
・グローバルフィールドコース
・メインベースコース(旅客サービス部門)
・メインベースコース(ステーションオペレーション部門)
なお、グローバルフィールドコースとメインベースコースの併願はできませんので、ご了承ください。また、メインベースコースの担当業務は選考を通じて決定いたします。
※契約社員の募集はございません。
【勤務地】
東京国際空港(羽田)、成田国際空港または野村不動産天王洲ビル
※野村不動産天王洲ビルは、一部のステーションオペレーション部門ロードコントロール業務担当者のみとなります。
【勤務時間】
土・日・祝日を含む交替制勤務 (月間平均実働時間158時間)
以下の時間帯のうち、早朝・深夜を含む1日あたり実働時間7時間25分
羽田空港国際線旅客サービス担当は、早朝・深夜を含む1日あたり実働時間7時間45分
※原則として、勤務4日、休日2日のパターン
※長短勤務や運航ダイヤ変更などに伴う時間変更の可能性あり
(羽田事業所)0時~24時
(成田事業所)4時30分~23時
【2019年度新卒採用予定人数】
・正社員グローバルフィールドコース 10名程度
・正社員メインベースコース(旅客サービス) 250名程度
・正社員メインベースコース(ステーションオペレーション) 20名程度
【新卒選考の流れ】
■グローバルフィールドコース
・プレエントリー
↓
・エントリーシート提出
↓
・書類選考
↓
・一次試験(面接・グループディスカッション)
↓
・二次試験(面接・筆記試験)
↓
・最終試験(面接)
■メインベースコース
・プレエントリー
↓
・エントリーシート提出
↓
・書類選考
↓
・一次試験(グループディスカッション・筆記試験)
↓
・二次試験(面接・筆記試験)
↓
・最終試験(面接・適性検査)
【既卒選考の流れ(正社員募集の場合の一例)】
書類選考
↓
1次面接 グループディスカッション・筆記試験
↓
2次面接 面接
↓
最終選考 面接
【給与】
・グローバルフィールドコース
初任給 月給207,000円 (大学院卒、大卒)
・メインベースコース(旅客サービス部門・ステーションオペレーション部門)
初任給 月給177,000円 (大学院卒、大卒、短大卒、専門卒、高専卒)
【諸手当】
時間外勤務手当、休日勤務手当、深夜勤務手当、年末年始手当、近地住宅奨励制度、航務管理者手当、扶養手当、単身赴任手当(国内)など
【昇給】
定期昇給/年1回
【賞与】
年2回(夏季・冬季)会社業績等に応じて支給
【休日・休暇】
年間110日(月8~10日)
※羽田空港国際線旅客サービス担当は、年間122日(月8~11日)
年次有給休暇、季節特別休暇、慶弔休暇、産前産後・育児・介護休暇あり
【福利厚生】
社会保険完備、日本航空健康保険組合加入、制服貸与、財形貯蓄、社宅・単身寮、JALグループ従業員持株制度、産前産後・育児・介護休職制度、育児短時間勤務、JALスタッフトラベル制度(国内線/JAL、国際線/JALならびにワンワールド加盟航空会社)など
【試用期間】
あり
入社後3ヵ月間
本採用時T異なる内容
・年次有給休暇の取得不可
・JALスタッフトラベル制度の利用不可
「JALグループの求める人財像」に心から共感でき、JALグループ企業理念の実現に向けた行動をおこせる方を求めています。
●感謝の心をもって、謙虚に学ぶ:感謝の気持ちを常にもち、世の中のすべてから謙虚に学び、自己成長できる人財
●果敢に挑戦し、最後までやり遂げる:失敗を恐れず常に新しい仕事に挑戦し、人任せにすることなく最後までやり遂げる人財
●プロ意識を持つ:自分の仕事に誇りと責任をもち、地道に自分の専門を極める人財
●採算意識をもつ:JALグループが社会から必要とされ、永続的に発展する為に、強い採算意識をもつ人財
●多文化を尊重し、適応する:世界の多様な文化と積極的に触れ合い、異なる文化・価値観を尊重できる人財
●仲間と共に働く:仲間と共に働き、仲間のために頑張ることに誇りと喜びを感じられる人財
●お客さまに心を尽くす:すべてのお客さまに、感謝の気持ちを形にしてお返しすることができる人財
※JALホームページより
JALスカイでは、仲間と共に成長していくためのステップとして、メインベースコースと、グローバルフィールドコースの2つのコースのキャリアアップが用意されています。
【メインベース】
1.基本業務
旅客サービス(カウンター・トラフィックなど)、ステーションオペレーション
2.専門性の高い業務
旅客サービス(デスク・手荷物サービス・ラウンジなど)、さまざまなセクションの責任者
3.実務のプロフェッショナル
これまでの経験を活かし、空港のプロフェッショナルへ
実務のプロフェッショナルとなったあかつきには、本人の意欲と適正に応じてマネジメントレベルでの活躍が可能です。
※本人の意欲や適性に応じ異動(間接部門・教育教官・国内外空港)、研修(階層別研修・マネジメント系研修)など
メインベースコースは入社時に羽田・成田のいずれかの空港に配属されます。(ロードコントロール業務は天王洲地区での勤務となる場合があります)
その後、旅客サービスもしくはステーションオペレーションの実務のプロフェッショナルを目指します。本人の意欲や適性に応じ、異動や研修により経験を重ね、将来的には羽田・成田の両基幹空港などでのマネジメントレベルとしての活躍が期待されます。
【グローバルフィールドコース】
1.基本業務
旅客サービス、ステーションオペレーション双方を経験
2.専門性と経験を高める
国内外空港、運搬管理部門(日本航空へ出向)、間接部門(飛行機の運航に直接携わらない業務。企画部門など)
3.マネジメントレベルへ
JAL海外空港所の責任者、国内空港における部門長、JALグループの基幹ポストなど
グローバルフィールドコースでは旅客サービス、ステーションオペレーション双方の業務を経験します。その後JALグループ国内外空港や飛行機の運航に直接携わらない間接部門などを経験しながら、将来的に羽田・成田の両基幹空港や国内外の空港・運航管理部門の中核を担える人財としての活躍が期待されます。
(上記のキャリアパスはモデルケースであり、事業計画等の変更により、実際のキャリアパスとは異なる場合があります)
※JALスカイホームページより
【グループディスカッション】
-新卒-
・「学生と社会人の違いは何か」
・「日本らしさとは?3つ挙げてください」
・「オリンピックにむけて親しみやすい飛行機の名前をつけてください」
-既卒-
・「外国にいる友人に日本らしいお土産をプレゼントするなら何にしますか?」
・「海外に旅立つ上司にプレゼントをするなら何がいいか」
・「外国人に春夏秋冬をご招待するならどの季節を招待致しますか?」
【面接】
-新卒-
・名前と自己紹介を一言で(立ったまま)お願いします。
・なぜ数ある航空会社の中でJALスカイなのですか?
・ストレス解消方法は?
・接客の難しさを感じた時は、どのような時ですか?
・入ってからも勉強が大変ですが、それに挑戦する意思表明を端的にお願いします。
・旅客部門とオペレーション部門どれくらいの割合で志望していますか?
・他社で受けた珍しい質問を教えて下さい。
・自己PRと志望動機1分でお願いします。
・ANAとの違いは、何だと思いますか?
・今まで受けて感動した、印象に残っているサービスは、どのようなサービスでしたか?
・入社して今後の人生にプラスになると思うことは何ですか?
-既卒-
・チームの中に非協力的な人がいたらどうアプローチされますか?
・接客業で失敗したことは何ですか?
・GSで大切なことは、何だと思いますか?
・日本語で好きな言葉を英語でお答えください。
・JALのイメージは何色ですか?
・なぜJALスカイを志望されますか?
・入社後どんな貢献ができますか?
・業務にあたるにあたり、足りない部分はありますか?
・ストレス解消法とストレスは溜まりやすい性格ですか?
・英語以外に話せる言語はありますか?
・人と関わるうえで、大切にしていることは、何ですか?
JALスカイ 試験対策
JALスカイの採用ページに、以下の「JALグループの求める人財像」が記載されています。
■感謝の心と、謙虚な学び
■果敢に挑戦し、最後までやり遂げる
■プロ意識
■採算意識
■仲間と共に働く
■お客さまに心を尽くす
空港の顔であるJALスカイは、上記の事を常に意識して、プラスの考えを持ち、お客さまに感動いただくことを喜びとし、それを自らの力に変えていける方を求めていると思います。
アイザックでは、就職活動のノウハウだけでなく、心の教育も大切にしています。そんなアイザックだから、JALスカイへもたくさんの内定者を輩出し、多くの卒業生がJALスカイでも、活躍されています!
<免責事項>採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。
アイザックではJALスカイ、ANAエアポートサービスをはじめ、客室乗務員、空港グランドスタッフにこれまで3,000名以上の合格実績があります。少しでもCA、地上職に興味をお持ちでしたら、まずは無料の個別相談会、レッスン見学に参加してみてはいかがでしょうか?
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