フィリピン航空は、1941年設立とアジアで最も歴史ある航空会社です。第二次世界大戦が終結した2年後の1947年には、フィリピンを一時支配していたスペインのマドリードへ運航していました。これが、アジアの航空会社で初めてのヨーロッパ便でした。日本航空実績も40年以上で、現在では、福岡、羽田、成田、関西、中部の5空港に就航しており、多くのフライトを運航しています。
アライアンスは非加盟ですが、ANAと提携を結んでおり、双方の便をコードシェア運航とし、スルーチェックができるなど利便性も向上しています。また、マイレージプログラムについても相互にマイルを貯められたり、特典を利用したりもできます。
フィリピン航空の日本人乗務員は、客室乗務員ではなく、機内通訳として乗務しています。日本人乗客とフィリピン人客室乗務員の言葉の橋渡しとしての役割です。東京・大阪がベースで、日本人機内通訳は、編成外要員として乗務します。乗務するのは日本とマニラ、セブを結ぶフライト。日本人機内通訳は最長10年の契約社員で、契約終了後も地上職として勤務している人もいるようです。
※2019年時点での合格者数です。最新の合格実績はこちら
<募集職種>
機内通訳 In flight Japanese Interpreter
<応募資格>
① 満20歳以上、未経験者27歳以下、経験者32歳以下
② 短期大学卒業または2年制以上の専門学校を卒業していること(4年制大学の方は単位取得済であること)
③ TOEIC650点以上
④ 身長160cm以上(女性)、167cm以上(男性)
⑤ 50m以上泳げること
⑥ 明朗快活にして健康に自信があり、正確で丁寧な日本語が話せること
⑦ 会社の指定日よりトレーニングに参加できること(2018年4月予定)
<雇用形態>
契約社員(原則1年毎の契約)
<待遇・福利厚生>
・契約は勤務実績により更新可
・社会保険完備
・無料航空券の支給あり(当社規定による)
・賞与年2回
・年次有給休暇制度あり
・制服貸与
<応募方法>
日本語・英語履歴書・カバーレター・全身写真(A4用紙に添付)を下記あて先までお送りください
※履歴書には顔写真添付、Eメールアドレスを必ず明記、用紙は全てA4に統一すること
履歴書提出先
〒100-0014東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル5F
フィリピン航空会社 総務部採用係
<選考の流れ>
① 書類選考:英文履歴書、カバーレター、和文履歴書、全身写真を郵送
② 1次試験:グループ面接、筆記試験
③ 2次試験:個人面接
フィリピン航空の採用試験では、筆記試験や小論文など、思考能力が重視されます。筆記試験は過去には、15問の選択式の四字熟語、経済略語の正式名称といった一般常識問題と、記入形式の6問のオリジナル問題で構成された問題が出題されています。オリジナル問題にはクレームに対してあなたならどうするかといった問いや和文英訳、英文和訳、小論文などがありました。小論文はフィリピン航空独自のもので、英語で書くようです。フィリピン航空の機内通訳は、毎回機内の様子を会社へレポートする仕事があるため、受験者が機内でどのような働きができるかを筆記試験を通して判断されます。筆記試験の対策を十分にしておく必要があるでしょう。
また、面接では日本支社の採用担当者とフィリピン人面接官も交えて、英語と日本語で行われます。内定後、フィリピンでのトレーニングに合格した時点で入社が決定します。筆記試験の準備と共に、英語力を高めて、英語と日本語での面接の準備も徹底的にしていくことが大切です。
ここではグループ面接で注意すべき3つのポイントを紹介します。
① 「第一印象」が大切!
面接官はお客様の目線になって受験者の「第一印象」をチェックしています。面接室のドアを開けて「失礼致します」と挨拶をする数秒間が大切です。明るいオーラをまとっている方はイメージに残ります。お客様に接するような心持で明るく挨拶をするようこころがけましょう。
② 目を合わせて信頼感を構築する!
挨拶をする際に目を合わせることは何よりも大切です。お辞儀をする前に「宜しくお願い致します」という気持ちを視線で伝えましょう。お辞儀をした後は再度相手と視線を合わせて心の中で「お願い致します」と唱えながら笑顔を交わしてみて下さい。数秒の間に信頼感が構築されるのです。
③ アイコンタクトで会話をする!
仕事で重要なことのひとつが「目で会話をすること」です。アイコンタクトに自分の気持ちを込めて相手に伝えるようにしましょう。また、相手との会話が終わる際にすぐ目線そらさず、目を合わせて目礼をすることで面接官が抱く印象は変わります。実際に仕事の際でも、アイコンタクトを大切にすることで動作に心を込めることができるのです。
グループ面接を合格して最終選考の個人面接に進むと、これで結果が決まってしまうと焦って緊張しまうこともあるかもしれません。最後の個人面接で緊張しないためにも、以下の3つのことを意識しておくといいでしょう。
<1> 選考を進めてくださったことへの感謝の気持ちで臨むこと。
選考を進めに手下さったことへの感謝を伝えに来たと自分にミッションを与えることが面接で緊張しないことの秘訣です。「面接を受ける機会をいただけたこと」に感謝を伝えることに意識を集中させると肩の力が抜けて落ち着いて面接試験を乗り切ることができます。
<2> この場にいる方々と働くところを想像しながら楽しむこと。
この会社で働くことをイメージすることが大切です。採用会場でお目にかかる方々に、数か月後からお世話になるところを想像してください。実際に面接担当の方々の中には新人が所属する部署の方が多くいらっしゃいます。入社した後のことをワクワク想像しながら面接に臨んでみましょう。
<3> 準備は今すぐ始め、やりきること。
試験が近くなってきたら所作や受け答えの練習を始めればいいということではありません。日頃からこの仕事にふさわしい挨拶や言葉遣いなどを意識して、アイコンタクトを取る間を大切にし、視線に心を込めて周囲の人と接することをこころがけてください。また、とことん準備をやりきりましょう。ここまでやったんだから大丈夫だと思えるようになれば、焦らず、緊張しないで試験当日を迎えることができます。
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航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、"コツ"をつかむことで内定は目の前です! 一緒に頑張りましょう。
採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。
藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師
経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員
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